マネジャーの休日余暇(ブログ版)

奈良の伝統行事や民俗、風習を採訪し紹介してます。
すべての写真、文は著作権がありますので無断転載はお断りします。

解体工事に入ったはらぺこ食堂

2018年08月07日 09時51分36秒 | 食事が主な周辺をお散歩
取材帰りに通る道は何本もある。

自宅へ戻る道は大和中央道に近鉄九条駅。

または、そこより南下した旧道あるいは郡山城から迂回する道などなどである。

多くは5月初めの苗代まつりの取材地の天理市が主。

後半も同じく天理市。

特に多かったのは和爾町である。

そこから戻るには一直線に西へ、西への大和中央道にするか、大和郡山市の上三橋にするか、である。

希に出かけた奈良市内の買物。

その場合に必ずや通る道は奈良市東九条町から一直線の西方向。

国道24号線の信号待ちに必ず引っかかる。

国道向こうの南角にあるのは度々利用するワンコインでいただける「はらぺこ食堂」がある。

持ち帰り弁当なら350円。

店内で食べる場合は500円。

いずれも税込価格のお料理どれもこれもは美味しくて、私のお聞き入り。

これまで食べてきた料理はブログに綴っている。

平成25年の9月11日に食べた料理は焼き肉弁当。

平成25年9月23日はミンチカツ弁当。

平成25年11月6日はとんかつ弁当。

平成25年12月26日
は豚しょうが焼き弁当。

平成26年10月12日はからあげ弁当。

平成27年5月16日は初の入店食事。

そのときに食べた料理はおろしからあげ定食。

平成27年10月15日はリハビリ通院していた外来棟に持ち込んで食べたからあげ弁当。

平成27年11月5日も同じく外来棟に持ち込んで食べた牛焼き肉弁当。

平成28年3月23日もからあげ弁当。

平成28年8月14日も店内で食べたぶっかっけうどん冷たいのん。

このときの食事が、私にとって最後になった日である。

通る度にお店の繁盛状態を窓越しに見て通り過ぎる。

あるときにふと気がついた。

お店のガラス越しに見えるお客さんの姿が見えない。

お客さんどころか店内の灯りが見えないのだ。

真っ暗なのかどうかわからない夕暮れ前。

まだ、電器が点いていないのかと思って通り過ぎた。

数日後もそこを通っても同じような雰囲気だった。

目が悪くなったのかもしれない。

それから数日後。

お店に何かが貼ってあるかもしれないと立ち止った。

そこには店主がいたし、「はらぺこ食堂」の看板も揚がっている。

工事業者なのか、それとも知り合いなのか存知しない人とにこやかに言葉を交わしている。

なんでもなかったんだと思ったその日はいつだったか。

6月4日、10日、18日のいずれかであるが、店主を見たのは18日の可能性が高い。

そして、この日に見た「はらぺこ食堂」にクレーン車が動いていた。

はっきりと認識はできなかったが、お店を解体しているのである。

お店を閉めたのか、それとも新店舗に建て替えるのか。

いや、そうではなく、新たにどこかの地に新店舗を構えたのか・・。

あのときに見た店主の顔は笑っていた。

まったく辞めたとは思えない表情だったが、解体工事は事実である。

その後の7月5日も通りがかった。

工事はさらに進んで昔のようなガソリンスタンドのような姿を現していた。

ところがそれからさらに日にちが経過したときのことだ。

それはガソリンスタンドでもない。

揚げていた看板は「BIGMOTER」。

車の販売会社のようだと思ったが、これもまた違うようだ。

なぜか。「現金買取」と書いた小型の看板が見えた。

その後、はらぺこ食堂(※店主森澤健次)が移転したという情報は見ることはない。

平成24年11月末に開店したお気に入りのワンコイン食堂は5年ももたずに閉められた。

どこかで再開、いや再食できれば良いよね、と心から願っている。

(H29. 6.27 SB932SH撮影)