マネジャーの休日余暇(ブログ版)

奈良の伝統行事や民俗、風習を採訪し紹介してます。
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コンクリ水路の隙間から出現したナガミヒナゲシ

2023年07月14日 07時13分17秒 | 自然観察会(番外編)
毎週の月曜、木曜はごみ収集の日。

回収してくれたゴミ収集車を見送った次は、おふくろ。

毎週2回の通所・デイサービス施設の送迎車に乗って出かける。

2件の見送りに、気づいた夏の花。

ピンク色の花が咲いてした、そこはごみ収集の場からほんの少し離れた位置に咲いていた。

毎年に咲いていたのか、それとも、この年だけなのか・・だれも気にしていないピンク色の花。

よくみりゃ、何本も、何本も咲いた痕跡がある。

蕾のように見えるが、これは痕跡。

ひなげし?、ソレともポピー?。

ではなく、おそらく帰化植物のナガミヒナゲシ

突然の出現に、危険な外来植物と、勝手な決め判断する人が多いような気がする。

原産地は、地中海沿岸。

タネが詰まった果実の形が長めが特徴のナガミヒナゲシ。

そのタネの数多く、繁殖力の強さに、飛んできた種によって、道端のあちこちに拡がる。



日本で最初に発見されたのが、昭和36(1961)の東京都世田谷区。

そのころの私は10歳。

所得倍増計画に国土開発の時代。

3年後に控えている東京オリンピック施設の建設。

植木等さんが歌ったスーダラ節。

「わかっちゃいるけど・・やめられない」が流行った時代以前に異入したナガミヒナゲシ

輸入の園芸種ではなく、輸入したなんらかの作物にくっついた種子が混じっていたとか・・

早い時代から日本の気候、環境に馴染み、適応したナガミヒナゲシ。

なぜか山間地に見ることがないような気がする。

(R3. 6. 6 SB805SH撮影)


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