マネジャーの休日余暇(ブログ版)

奈良の伝統行事や民俗、風習を採訪し紹介してます。
すべての写真、文は著作権がありますので無断転載はお断りします。

立ち上がれ、ゴーヤの芽

2016年04月13日 09時01分24秒 | 我が家の花
副題は、-命尽きたゴーヤの成長記録-1-、である。

5月初めころに植えたゴーヤのタネ。

通信販売(しまのや)で買った梅干しのおまけについていたタネだ。



ものは試しにと思ってタネを一粒ずつ小型鉢に植えていた。

何にも反応がないから腐っているかもしれないと思っていた。

昨日までは変化がなかったが、この日の午前中に発芽したゴーヤの芽は立ち上がろうとしていた。

その日は6月2日。

生まれたてのタネの成長具合を記録しようと思ってこの日よりほぼ毎日、撮っていくことにした。

3日に殻が落ちた。

子葉が出てきたのは6月9日だ。

16日には子葉の間から可愛い若い芽の本葉が出だした。

22日以降、本葉がどんどん大きくなってくる。

毎日撮り続けていればよく判る。

子葉と本葉の形の違いが判るだろうか。

子葉はどちらかといえば丸葉。

本葉はキザギザである。


(H27. 6. 2 EOS40D撮影)


(H27. 6. 3 EOS40D撮影)


(H27. 6. 4 EOS40D撮影)


(H27. 6. 5 EOS40D撮影)


(H27. 6. 7 EOS40D撮影)


(H27. 6. 9 EOS40D撮影)


(H27. 6.10 EOS40D撮影)


(H27. 6.11 EOS40D撮影)


(H27. 6.12 EOS40D撮影)


(H27. 6.13 EOS40D撮影)


(H27. 6.16 EOS40D撮影)


(H27. 6.18 EOS40D撮影)


(H27. 6.20 EOS40D撮影)


(H27. 6.21 EOS40D撮影)


(H27. 6.22 EOS40D撮影)


(H27. 6.23 EOS40D撮影)


(H27. 6.25 EOS40D撮影)


(H27. 6.27 EOS40D撮影)

(H27. 6. 2 ~ 27 EOS40D撮影)

野遊び下見オプションの北椿尾

2016年04月12日 12時18分00秒 | 自然観察会
下見の午後はオプションで隣村の奈良市北椿尾町を散策する。

菩提山町の田園は200mぐらいだが、標高528mの山頂に椿尾山城跡がある北椿尾町に行く。

観察地はそこより50mほど下った地だ。

標高差の関係で違いが見られる動植物の様相を観察する。



ここではシカの足跡が見つかる。

もう一つはサルが脱糞したと思われるウンコがあった。



撮ったときは気がつかなかったがクロヒカゲがいる。

どうやらウンコを食べているようだ。

クロヒカゲはクロっぽくて眼状紋を取り囲む線が眼状紋に深く入り込んでいるように見えると教えてくださったのはRYU先生だ。

他にも道端ウンコがあった。

やや小さ目で長く細い。

イタチかテンと思われたが撮っていない。

ここ北椿尾も多くの野鳥が生息している。

写真は菩提山里山と同様に望遠レンズの持ち合わせはなく、肉眼で見て、耳で鳴き声を聞く。

観察した野鳥を列挙しておく。

大群で飛び交うメジロは姿、特に目が特徴だ。

鳴き声が美しいイカル。

私はこのイカルの声が大好きだ。

「ピリリと辛い」と鳴くサンショウクイもいた。

けたたましく大きな声で鳴くホトトギス。

私の耳では「キョッキョキョカキョク キョッキョキョカキョク・・」である。



北椿尾の樹林には多くのクロツグミがいた。

向こうの方ではキビタキも鳴いていた。

シジュウカラ、カワラヒワにオオルリも逃す。

サンコウチョウらしき・・声も聞こえた。

鳴きもせずにいきなり飛び出したコジュケイもいた。

野鳥は多くいるが撮影はカメラを構えたとたんに撮り逃がす。



ワケがわからん映像ばかりが残った。

秋になれば赤い実をつけるゴンズイの木。



小さな花がやや開きかけに咲いている。

そこにとまっていたのはコミスジチョウだと思ったが・・・。

文様がミスジチョウとよく似ているが若干違う。

ちなみにゴンズイの木の名前だ。

樹皮が魚のゴンズイに似ているという説もあるが、木は柔らかく折れやすいから魚と同様に役にたたないという説もある。

また、「牛王杖」が語源だというなど諸説さまざまである。

もう一枚はサカハチチョウ。

逆さにみたら「八」の字であるが、これは違うような・・いや、夏型のサカハチチョウ・・・でもなかった。



RYU先生の助言もあっていろいろ調べたらイチモンジチョウだった。

前翅の根元の白斑の弱さ、翅の真ん中の白帯の出だしが、小、大、小、点が見られることからイチモンジチョウと同定されたのもRYU先生だ。

先生曰く、サカハチチョウであればもう少し橙色が出るそうだ。



昼食を摂った場に白いホタルブクロが咲いていた。

ややピンクがかったホタルブクロもあれば淡い紫色もあるホタルブクロ。

元来は白色。

それが濃くなった異種もある。

山野に自生するホタルブクロのだいたいが白色。

細かい点々があるから純白ではない。

色が濃いのは園芸種であろう。



2枚目はヤマトテンナンショウで、3枚目はヤマアジサイの花だ。



4枚目はツチアケビ。



菩提山町ではまったくなかったがここでは数多く出ていた。

標高差の関係だと思うが・・断定できない。



5枚目はナルコユリ。

やや萎み加減で咲いていた。



6枚目は、おっ、これはササユリ・・・かもしれない。

優しく咲いていた一輪のササユリが愛おしく、何枚も撮っていた。



ラストを飾る7枚目はヨウシュヤマゴボウだ。

じっとしていたヤマアカガエル。



背中の曲がり具合でそう思うがもしかとしたらタゴガエルかも・・・。

そう思った通りで撮った写真を見てくださったRYU先生から回答があった。

先生の見立てもタゴガエル。



そういえば谷下に干上がっていた池から鳴き声が聞こえていた。

タゴガエルであったのだ。

(H27. 5.31 EOS40D撮影)

野遊び③菩提山付近下見会

2016年04月12日 09時30分12秒 | 自然観察会
翌週に開催される本番の観察会に向けて下見をした奈良市菩提山町の里山。

平成19年よりほぼ毎年出かける観察地である。

野の花に昆虫や野鳥など多数観察できる。

かつては正暦寺駐車場下で水生昆虫も観察していたが、川に降りることができなくなり中断している。

天気予報が外れて雨はまったく降らなかった下見会。

いつから降ってないのだろうか。

調べてみたら、なんと5月13日から・・・・である。

何日かは、お湿り程度の雨は降ったが、田んぼは潤わない。

平坦盆地部ではあちこちで田の水張りが見られた。

翌週の土日は田植え作業が盛んになることだろう。

この日、写真でとらえた昆虫はモンキアゲハとウラギンシジミ雄の2種類。



蜜を吸うモンキアゲハ。

触れた脚で刺激を受けたノアザミは白いものがポツ、ポツ飛び出す。

これは花粉。



昆虫の身体についた花粉はこうして別のノアザミに運ばれる。



なかなか停止しないモンキアゲハだが、道端でじっとしていたのはウラギンシジミだ。

広げた翅やウラ翅の状態も判るように撮っておいた。



地面に這いつくばって撮ったら太短かの脚の紋様や恰好がオモロイ。

若芽を食べる鹿が増えたことから鹿除けの柵を設置したという男性。

今のところ、被害はでていないという。

イノシシ除けは電柵。



電源は昼間も入れているので、本番のときは子供たちに気をつけるよう指示をしなければならない。

しかしだ。いくら指導していても見つけた昆虫などを追っかけておれば触れてしまうこともある。

手で触れたらビリビリ。

ズボンを履いていてもビリビリ感じる。

過去に体験したことはいくらもある。

そんなビリビリを感じないのかイノシシは電柵を突き破って突入するようだ。



電柵には触れることのないシマヘビの抜け殻が見つかった。

いつ脱いだのか判らない。

農作業をされていたご夫婦と立ち話をする。

指導先生の山ちゃん先生もご存知の方だ。

奥さんの出里は帯解。

山ちゃん先生が住まいする地域だけに話が弾む。

先生がふと言葉にだした「テントバナ」。

生まれ故郷の都祁小倉や勤務地だった榛原伊那佐にも「テントバナ」があったと云われたが、60年も前のことだ。

先生は曽爾村も勤務していた。

教え子だったという人とお会いすることもある。

そこから「民俗」話しになった立ち話。

我が家には民俗研究者のSさんやカメラマンのNさんも取材に来られたという薬師寺花会式の花造り作業だ。

材料の一部は山添村の大字北野に住むTさんにお願いしている。

Tさんは大和高原文化の会で活動されている方だ。

大字春日に住む同会所属のUさんも協力しているという。

お二人とも在所する地域の行事取材でお世話になった方々だ。

ご夫妻の息子さんは薬師寺勤め。

執務事務局広報を担っているそうだ。

また、民俗調査研究者のSさんが来られるときは帯解公民館のOさんが送迎しているという。

民俗関係者が二人、地域活動者の二人にカメラマンも存知している夫妻だった。



出会いは里山の田園にもあった。

奇遇な出会いに感謝するのである。

里山に咲く花は多い。

撮った順番に紹介する。



1枚目はノブドウの蕾。

実を食べる気は起らない。

不味いのである。



2枚目はユキノシタ。

山から流れる清麗な小川にたくさん見られる。



3枚目は小さい花のクチナシグサ。

わずかに咲いていた。



4、5枚目はイチヤクソウ。

向こう側にあったイチヤクソウは、この年消えていた。

僅か一輪になっていた。



タネが毀れて広がったと思われる数株がその下にあった。

そっとしてほしいと思うのである。



6枚目はタツナミソウ。

コメントは特に浮かばない。



7枚目は花後のガマズミ。



8枚目はカンアオイ。

そっと枯草を取り除いたら花がでてきた。

カンアオイはいっぱいあるが、花はそれほど多くない。

カンアオイの花はまだまだ開かない。

秋まで待つしかない。



9枚目はヤマトテンナンショウだ。

ムロウテンナンショウはそれより早く咲く。

とっくに終わっていたのでなんにもない。



10枚目は帰化植物のヨウシュヤマゴボウ。

農小屋の屋根はトタン。

随分とまえからこういう状態だ。

その屋根に雑草が生えている。

明治時代に北米から渡来した大型のヨウシュヤマゴボウはトタン屋根に積もった薄い土に根が生えた。

ショウジョウバカマの葉の先にムカゴ(子株)がある。

花後に見られるムカゴを見たのは始めてだ。



古い葉の先に小さな植物体を形成する。

空中にあった小さな芽のムカゴはやがて地面に落ち着く。



この場の環境なのか判らないが、どちらかといえば山側でなく湿っている下側についていた。

根が成長して独立個体になる。



成長していく様子がよく判る。

ショウジョウバカマは種子で繁殖するが、これもまた繁殖である。

タネで増やすよりも子孫を残しやすいように思ったショウジョウバカマのムカゴ。

イチゴのランナーもよう似たものである。

調べてみればユリの仲間の一部では軸というか葉のつけねにムカゴ(珠芽)ができるようだ。

茎とか下枝を地面に植えて発根させる「土中取り木法(撞木取り木法)」や取り木の「先取り法」を思い出した。

レンギョウもそうするようだ。

「無風庵」でいろんな植物を育てている女性がいる。

この日もお会いした。

黄色い色というかクリーム色のヤマボウシもあれば、一見ワミズザクラと見間違うコバノズイナもある。



クリーム色のヤマボウシはヒマラヤヤマボウシ・・でもないようだ。

ミルキーウエイかもしれない。



コバノズイナの原産地はアメリカ。

明治時代に渡来した。

花つきはオカトラノオを横にしたような感じだが先っぽは尖がっていない。

どちらかといえばブラシのようだ。

野鳥も観察するが、被写体をとらえるカメラレンズは持ち合わせていない。

観察した状態になるが、これも記録。

指導先生のコメントも含めて書き記しておく。

サシバのエサは水田に住むカエルやトカゲ、ヘビなどだ、と先生が云った。

ここら辺りは田んぼだけでなく樹木林が多い。

住処にしている野鳥も多い。

ときおり飛び交う姿を望遠鏡で追いかける。

アオゲラが飛ぶ。

ピョーピョーと鳴いていた。

ウグイスにヤマガラ、シジュウカラもいた。

鳴き声が明確なので判りやすいが、ウグイスは草むらの中。

鳴き声はするが、姿は藪の中だ。

ピリーチョリチョリと鳴いていたのは姿が美しいオオルリだ。

サンコウチョウは・・ホイホイと鳴きながら飛んでいった。

この年は割合多く見る。

カッカッというか、キュッキュッと鳴くこともある。

警戒するときのサンコウチョウの鳴き声だ。

サンショウクイが樹木に留まった。

双眼鏡をだしている間に飛んでいった。

そして、オオタカが旋回して消えた。

最後にササユリかもしれないと思った植物がある。

可能性は五分五分だ。

それから数日後の6月3日はどうやら梅雨入りの様相と思っていたら、その通りになった。

九州に続いて近畿も梅雨入り宣言されたことを付記しておこう。

(H27. 5.31 EOS40D撮影)

高樋のイノコロ松苗

2016年04月11日 09時36分03秒 | 奈良市(旧五ケ谷村)へ
3月1日に春日神社で祈年祭を斎行された奈良市高樋町。

「牛玉 今宮寺 宝印」の文字を墨書したお札を巻き付けた松苗を供える。

松苗の松はオン松とメン松。

そこにイノコロと呼ぶ芽吹きのカワヤナギも括っていた。

5月初めころ、何軒かが苗代に立てると聞いていたが見つからなかった。

この日は自然観察会で菩提山町・正暦寺辺りを目指していた。

通りがかった道路下に見覚えのあるモノが目にはいった。

もしやと思って田んぼをみればそれがあった。

苗を運んで田植えはすでに終わっている。

苗代だった場は足跡が残っている。

毎年のこの時期に通る車道。

側溝際にあったのでこれまでまったく気づかなった。

松苗はもう一本ある。



来年は田主を探して、立てるところを拝見したいと思った。

イノコロを発見した一週間後の6月7日は自然観察会の帰り道。

正暦寺周辺の観察を終えてから下った地に田主がおられた。

祈年祭を取材していた私を覚えておられた。

苗代は5月3日にした。

苗床を整えてイノコロと松苗を立てたそうだ。

そのときも松苗は枯れていた。

各戸に配られてからずっと水に浸していたが枯れた。

他家も同じように枯れたという。

こんなことは始めてだという。

ちなみにこの日も田植え。

苗床も崩して田植えをする。

3枚ある田は一挙にできず、週ごとに分けてしている。



この写真は3月1日に春日神社で奉られたイノコロ・松苗。

保管方法によって松苗の色落ちは少ない。

葉落ちもない。

1月18日、隣村の中畑で貰った松苗は我が家の居間で保管しているが枯れはない。

もしかとすれば日光に当たっていたのではないだろうか。

(H27. 5.31 EOS40D撮影)
(H27. 6. 9 記)

山坊見納め長男誕生祝いのコイノボリ

2016年04月10日 08時17分17秒 | 河合町
写真家Nさんから杉葉付きのコイノボリの支柱が見つかったと連絡があって急行した河合町山坊(やまのぼう)。

長男が生まれた年だけに見られる県内事例は数少ない。

訪ねた家は旧村。

4月初めころから5月の末まで揚げるという。



40年前、長男が生まれたときは所有する山から杉を伐って杉皮を剥いた。

当時はおじいさんがそうしてカド(庭)に立てた。

婦人が云うにはコイノボリは嫁の実家が贈っていた。

撮らせてもらったコイノボリは長男の子供。

お孫さんにあたる。

長男のときと同じように嫁の実家の贈り物。

てっぺんに杉葉をつけた木材は桜井市の材木屋に仕立てもらってトラックで運ばれた。

支柱を立てたのは旦那さん。

孫からいえばおじいちゃんだ。

4月に立てたときの杉葉は青々してもっと多かった。

2か月も経てば枯れる。

風が吹いてカドや民家外まで飛んでいった。



残った杉葉がみすぼらしい状態なので申し訳ないと云われた貴重なコイノボリ風習。

記録の意味で撮らせてもらった。

翌日に降ろすコイノボリ。

来年に立てる際には杉葉を伐りとってカラカラ回る矢車に取り換える。

これもまた県内の風習事例である。

帰路は斑鳩経由の県道を走る。

大和川を越えた辺りだったろうか。

右手にあった小さなコイノボリ。

いわゆる団地サイズのコイノボリがあった。

団地サイズといっても立てていた家は新築2階建て。

若い人の家のように思えた。

おそらくは取材先と同じように今月末まで立てていると思われるコイノボリの風習を知っていたとしたら嬉しいものだと思った。

ちなみに我が家も新興住宅地。

在居して30数年にもおよぶ。

表通りの一角にこの日も揚がっていたコイノボリもあれば先だって拝見した奈良市六条町の旧家も5月末まで。

もっと多くのお家で揚がらないものかと思う。

近年は奈良県内のコイノボリは少なくなったと話していたカメラのキタムラ奈良南店の店員Fさん。

大阪市内から引っ越してきた女性店員も同じように感じていた。

彼女がいうには個人情報保護・プライバシーの影響からそうなっているという。

コイノボリを揚げていれば子供が居ることを、知らない人に知らせていることになる。

子供の安全を考えれば揚げないほうがいいと思う若い人の考え方である。

子供に関わるメールやチラシが配達されるのはプライバシーを感知する人が居るということだと話す。

なるほど、と思うのである。

子供の祝いに揚げるコイノボリの風習は近年における個人情報保護・プライバシーもあれば輸送の問題も絡んでいた。

なお、日本トイザラスが収集したコイノボリ事情のアンケートやベネッセコーポレーションの端午の節句アンケート結果によれば大半が住宅事情であったことを付記しておく。

(H27. 5.30 EOS40D撮影)

荒蒔の野神さん

2016年04月09日 09時14分38秒 | 天理市へ
『天理市史』によれば天理市荒蒔町の野神さんは昔も今も5月28日だった。

「大字の東外れ北側。小字クモヅカ(雲塚)の西南隅に野神さんを祀る。15歳以下の男の子。小さな子に至るまで首から手造りのチマキをぶら下げる」と書いてあった。

史料にはその様子をうかがえる写真が残されている。

藁で括った五本のチマキは二組。

首にぶら下げてこの日の朝に野神さんに参る。

2本組を繋げているのは編んだアシの葉のようである。

昔はヨノミの木があった。

当時はヨノミでなくニレの木にチマキを掛けて拝んでいた。

参ったらチマキはたばって持ち帰る。

男の子が少なくなり女の子も参加していたと伝える史料の記述はチマキが転じてモチに替わった。

村の旧記によれば五月節句にムギチマキを各社に供えるとあることから、もともとは旧暦の5月5日だった。

「チマキは米で作る。アシの葉に包んでコモ草でさらに包む。それを3本のイグサ括っていた」と書いてあった。



現在の野神さんは村神主・神社衆が集まり、買ってきた和菓子のカシワモチを供える。



一同揃って拝礼する。

(H27. 5.28 EOS40D撮影)

グーグルクローム・アクロバットリーダー異常対応

2016年04月08日 09時37分45秒 | つうしん
ネットのほとんどはインターネットエクスプローラーを利用しているが、稀にというか速度が速いグーグルクロームも使うことが多くなっている。

インターネットエクスプローラーでは動作しないこともあるWIX.comはグーグルクロームでは問題なく動作する。

また、フェースブックでは画像処理が早いのかサクサクと動作する。

ものものによって使い分けしているネット環境である。

快適さによく使うようになったグーグルクローム。

この日の朝も立ち上げたが、異常メッセージが出力されてダウンした。

再起動してみれば「復元」処置をせよというのだ。

いろいろ調べればグーグルクロームの異常のようだ。

いろんな人が体験した対応がブログなどでアップされている。

とにかくおかしいのだからアンインストール/再インストールせよということだ。

とにもかくもすべき処置はアンインストール。

ところがこれが動かない。

何度トライしてもアンインストールが始まらないのだ。

諦めた。

この日に発生した異常はグーグルクロームだけでなくアクロバットリーダーまでおかしくなった。

利用していたバージョンは5.0。

古いバージョンだから新しいバージョンで作られたPDFは互換性に問題ありとオープンしない。

問題を摘出する選択肢がある。

なんらかの解答を得られると思ってクリックしたが、1時間以上も経過するのに返ってこない。

摘出動作がずっと動いたままだ。

終わることのない問題摘出はキャンセルした。

古いバージョンはアンインストールしネット検索で見つけた無料ソフトの新バージョン。

現在は[DC]が最新のようだ。

指定どおりのネットからインストールをクリックする。

これがまたおかしい。

セキュリテイチェックにかかっているようだが反応がない。

何度トライしても同じだ。

諦めた。

夜遅くまでインターネットエクスプローラーを使ってネットをしていた。

ときおり拝見する大和郡山市のHP。

近々の市現況などを見ていた。

そのうちの一部はPDFで公開されている。

当然ながらアップすることはできない。

市広報誌の「つながり」を見たかったが不可である。

その記事下に「こちらより無償のアドベリーダーをダウンロードしてください」とある。

ものは試しと思ってクリックした。

ダウンロードインストールが始まった。

最新の[DC]バージョンは問題なくインストールができた。

その際に同時出力したグーグルクロームも動作しだした。

勝手に出力したようなもんだ。

見届けて終わるが、これまでは「×」で閉じていた。

異常状況はこれに問題があったのではと思ってグーグルクりロームの「設定」より「終了」を選んで終えることにした。

その前にしておいた「ピン留め」。

これで元の状態になった。

(H27. 5.27 記)

ガス漏れ検知に緊急工事

2016年04月07日 08時37分06秒 | ぽつりと
仕事を終えて自宅に居るかーさんに連絡する。

いつものことである。

この日の返事はプラスアルファがあった。

帰宅しても我が家の駐車場に車は停められないという。

何故、と聞けば我が家の前の道路は工事の最中で停める状態ではないという。

工事は緊急だった。

なんでも大阪ガス職員がガス漏れを検知したといい、早急に手配されて緊急工事が始まったというのだ。

道路の下からガス漏れが発生したのは平成25年12月4日のことである。

緊急なガス漏れ対応工事をされて道路は「仮 ホソウ」。

その後の12月11日にも緊急工事があった。

それからずっとそのままであった。ガス漏れがまったく感知しない状況を確認していたのだ。

それは一か月どころか1年以上も対応されていた。

完全な状態を確認できなければ道路は元に戻す本舗装には移らない。

すっかり忘れていた1年6カ月である。

検査の結果、ガス漏れを検知した。

身体で感じる臭いはない。

検知器具が感じるということだ。

道路に穴を掘ることおよそ1m半。



夕方には工事が終わって再び「仮 ホソウ」が示された。

(H27. 5.27 SB932SH撮影)

得得うどんタウン筒井店きつねランチ

2016年04月06日 08時50分10秒 | 食事が主な周辺をお散歩
今日はどこへ行くこともなく仕事帰りに立ち寄る食事処。

選んだ店は得得うどんのタウン筒井店。

食べたかったのはカツ丼であるが当店にはなかった。

田原本町唐古にあるお店はそれがある。

天理別所店ならミニ丼にうどんも食べられる500円ランチがあるやに聞く。

仕事帰りに一番近い店がタウン筒井店。

自宅に戻る前にお腹を膨らせたい。

あいにくカツ丼もなければ500円ランチもない。

お店メニューに得ランチなるものがある。

上は810円のカツ丼ランチ。

一番下は550円のきつねランチ。

迷うことなくこれを注文する。

うどんは温かいのか冷たいのか選べる。

この日は30度近くまで上昇していた。

速攻で応えたのは冷たい麺だ。

テーブルにはタネなし梅が付いていた。

旅館にでてくるようなものだと思った梅干しの味に仕事疲れもほぐれる。



注文してから4分後に配膳されたランチのご飯はかやく飯。

歯ごたえがあるゴボウや入ってたんやと後で気づく細かいニンジンなどがあるかやく飯。

美味いことは美味いのだがしっくりこない味。

やや薄めのようでコクを感じないのだ。

添えつけの香物はコウコ。

かやくご飯の味によく合う。

ガツガツいただくかやくご飯ばかり食べるわけにはいかない。

得得の目玉はコシが強い麺だ。

添えつけの生ワサビを麺に絡ませていただく。

ワカメにやや多めのネギも絡ませて食べた冷たいうどんは喉を潤す。

出汁はコンブ味のように感じたがカツオ出汁だと書いていた。

きつねランチのネーミングは冷たいうどんに盛っていた半切れのキツネアゲ。

しっかりとした味であるが甘すぎる。

意外と多かったかやくご飯。

後半はヒジキの煮物で味わった。

〆は当然ながら冷たいきつね。

麺も出汁もお気に入り。

税抜き550円の一人ランチでかったるい時間を過ごした。

(H27. 5.25 SB932SH撮影)

榛原長峯の田園景観

2016年04月05日 08時46分07秒 | 宇陀市(旧榛原町)へ
正月の初祈祷が行われた長峯で聞いていた苗代立て。

とっくに時期が過ぎており田は苗を植えていた。

どこかの田にごーさんの札を挟んでいだウルシ棒の木が残ってやしないか、と思って散策する。

集落の畑で雑草を刈り取っていた男性に尋ねるが、おそらくないだろうと話していた。

ご主人は初祈祷に来られていた天満宮の前年頭屋のKさん。

平成28年11月には20年に一度のゾーク(造営)があるという。

その一環に神輿蔵を改修しているともいう。

ここら辺りの田園景観を撮りに来るカメラマンをよく見かけるそうだ。

みはる温泉美榛苑近くにも水田があるからもしかとすればウルシ棒が見つかるかもと云われて散策するが、その場にもなかった。

遠望の高い山は額井岳だろう。

付近にあった野池。



ニワフジと思われる花が咲いていた。

(H27. 5.26 EOS40D撮影)