MT-DRACO

My Last Summer Wine
-『少年』の心を持つクルマ趣味人へ-

小ロット生産の憂鬱?!

2014-12-14 18:22:14 | FIAT

現在進行形の15インチ鍛造ホイールと純正置き換え鍛造4potブレーキキャリパー・・・・・

急ピッチで製作進行中です。

15インチ鍛造ホイール、お陰様でラボテストも無事終了しました。

 

因みに、耐久テストは通常のJWL基準の1.2倍となるTWS基準のVersion1。

半径方向60万回以上・回転曲げ疲労試験12万回以上、更に13°衝撃試験255mmを

余裕でパスしました。

既存アフターパーツ品ですと費用及び時間的な問題で此処までの耐久テストは行われないようですが・・

特に、横剛性確保を重視するMT-DRACOとしては更に意地悪テストを実施。

 回転曲げ疲労試験はVersion1基準の10倍!  120万回転にてテストを継続しました。

(通常では有り得ない過酷さです)

初回生産、20本なんですがね^^;

 

そして、現在悩みモードなのが・・・

センターキャップですが、今回の15インチホイール用はオプション別売りを予定しています。

なので、既存品流用ではなく新たに新規製作を計画。

 

シルク印刷・アルミエッチング・レーザーマーキング等々、色々とアイディアはあるのですが

やはり、彫りの深い旋盤切削のクオリティー感は中々そそられる質感です。

悩みは、原価が既存品の定価を上回っている現状です(汗

この、センターキャップの最終仕様は今しばらく悩んでみます。

こちらも20ヶ製作の予定でしたが結局40ヶ製作・・・

 

 

そして・・・ 同時進行の純正置き換え鍛造4potブレーキキャリパーも初回試作品を急ピッチで

進行中で肉抜き加工部分の一部変更を行ってます。

ぱっと見では殆ど判らない部分ですが、一桁グラムの軽量化にツッコミを入れてる最中で

 

最終的にどうなるかここ1~2週間で答えが出そうです。

こっちは何と 2台分なんですがね^^;

 

 

 

余談ですが・・・  工業製品 ・・・

中でもクルマの場合、私の経験ですと・・・・・・・

量産車ベースの限定車で4桁生産。

更に、価格的には倍以上になりますがカスタムコンプリートで3桁生産。

そして、アフターパーツの場合、大手チューニングメーカーはアイテムにもよりますが

最低3桁ロット生産以上が基本です。

なぜか?   ・・・・  企画・開発経費償却を前提とするとそれ以下の生産は有り得ない ・・・・

 

小ロット生産というよりも殆どショーモデルの試作品ですが、要するに

          『だって、僕自身がほっすぃ~~』

 

最終、詳細スペック等ご興味有りましたらお問い合わせ下さい^^;

 

 

 

 

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ブレーキパッド交換

2014-12-14 16:28:57 | FIAT

協力工場の都筑トライバルオートさんのお近くにお住まいの常連Fさん。

どうやら最近は山道ワインディングロードだけでなくミニサーキット走行にも頻繁に出撃しているようです^^

お遊びサーキット走行といっても低中速コーナーの連続ですと流石に純正ブレーキパッドでは役不足・・・

ほぼ限界まで使用されたブレーキパッド、色々とお勉強された上にMT-DRACOスポーツパッドをご指名です。

サーキット走行頻度が多いといってもやはり街乗り比率が高いのでノンアスベストで対応温度が高い(0~620℃)

上にダストが殆ど出ないのが選択理由だそうです。

更に、コントロール性能を重視すると中々他に選択肢が無いのも事実ですね。

もっとも次回ブレーキパッド交換時は純正置き換え鍛造4potキャリパーに選手交代の噂も^^;

 

 

 

 

この日は、1.4L 6MTのMT-DRACO号もメインテナンス。

 

気づけば、7万キロオーバー。

随分前なんですが・・・

昨年の積雪時にリヤワイパーがご臨終に(実際はリヤワイパー付け根部分の樹脂スペーサーの割れ)

アナログ時代と違って、アッセンブル交換ww

電装パーツはてっきりマニエッティと思いきや、何とDENSO・・・・ しかもMade in Italy ・・・

 

 

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