クルマを趣味と考える 趣味人 の皆様に心地よい提案を目的に立ち上げた
オリジナルブランド MT-DRACO
お陰様でブランド立ち上げから早いもので9年目となります。
新規のお客様方はアバルト&ロータス関係のショップと思われる方が
多いのですが・・・
その実態は弱小ながら 商品企画開発メーカー です。
尤もメーカーと云いましても自前の工場を所有しているわけでなく
私自身の過去の経験の中でベストと思われる複数の専業メーカー様にオリジナルスペック
にてOEM製作をお願いして商品化しております。
なぜなら1台のクルマを心地よい仕様に調律チューニングしようと考えますと
1社だけでは対応出来ない事が最大の理由となります。
現在のラインナップ: 吸気系スポーツサクション 排気系スポーツマフラー
冷却系インタークーラー 鍛造ホイール 足回りサスペンション エンジン関係
ブレーキ関係 CFRPドライカーボン 等々
これらのパーツを1社にて企画・開発・製造 出来ません!
通常よく言われる専業メーカー様との共同開発と称して一番重要な仕様と
具体的な開発過程は丸投げといったやり方とは異なり
全てのパーツはオリジナルコンセプトに基づき私自身が納得できる
仕様にて開発そして時には基礎研究に近い提案等を行って
理想形を追い求めてます
自身が本当に所有して 自身が本当に装着したいパーツ
究極の理想形を追い求めようとしますと現状の立ち位置が必須と考えてます。
ビジネス優先に走ると結局は日銭を稼がなくてはならなく成り
理想形とは少々異なるモノ創りになったりします・・・・
反面各パーツの横展開がある程度限られて来るのがデメリットかもしれません。
そんな MT-DRACO の1週間^^
今週は新規のお客様方からの試乗とビ・スポーク チューニングのご相談
なかでもアバルトグランデプントのオーナー様
好きなクルマのベクトルが非常に近い・・・
同じ穴の狢 ?!
マニアックな幾つかのご相談が舞い込んでます^^;
若干ウエット路面でしたが街中と高速道路にてABARTH500 esse esse 5MT の
ZF RACING 別体タンク付き2wayダンパーを味見して頂きました。
MT-DRACO号の動き始めの軽さと6potブレーキキャリパー&2ピースローターに好印象のようでした。
そして・・・
たまたまトライバルオートさんにて遭遇した クラシック・ミニ
VALTAIN センダー出しマフラー!!
まさに、このマフラーが私の処女作です。
大袈裟に表現しますとこのマフラーが全てのスタートライン・・・
MINI特有の前後の伸縮振動と最低地上高を確保しつつ
英国車ならではの野太い音質にてサウンドチューンニングの為の実走テストの繰り返し
そして見た目の外観品質等々
このマフラーの開発過程だけでも1冊の本が出来ちゃったりします^^;
いや~ 久しぶりに出会えた愛娘状態でした・・・
本日のメイン?! は此方です。
お客様のご要望がある場合は横浜都築のトライバルオートさんにて対応・・
ABARTH 595 Competizione 5MT
当初は何も弄らないつもりだったので敢てお高いCompetizioneをチョイスしたそうですが・・
実際に乗ってみると、次から次へと不満な点が・・・
ご本人曰く 「こんなはずじゃなかった・・」 状態の MT-DRACO コンプリートに
突き進む今日この頃との事です。
今回は・・
MT-DRACO with SACLAM スポーツマフラー装着。
リヤのW出しレイアウトの為
馬力のある梱包2箱・・
最近は佐川急便さんではNG となるようで
西濃運輸さん扱いで・・・ 梱包費&送料込みの価格 ・・・ ちょいと厳しいのですよ
実際の所、マフラーの取り出しだけでも結構な労力です・・
純正オプションマフラー
御多分に漏れず今回も排気漏れしてました・・
営業妨害になるといけないので写真掲載は自粛です^^;
フロントパイプ
通常のアフターパーツですと別売り扱いですね。
極少量生産と云えども 工作精度とTIG溶接の丁寧さはピカイチ
肉抜きフランジ付け根のTIG目もとても美しい!
サウンドチューニングの要ともいえる中間マフラー
いつ見ても本当に惚れ惚れするクラフトマンシップです~
MT-DRACO ブランドプレート
通常ですとスポット溶接となるのですが・・
ハンドクラフトにて点付け溶接です。
リヤW分岐部分・・
通常ですとコスト重視にてロストワックスパーツにて分岐するのですが・・・
集合部分の接合は熟練クラフトマンさんでないと製作出来ない
非常に手間暇かけての作りこみです。
余談ですが・・・
この集合部分が後方から見た時に キラ~リ と光るのですネ
フロントパイプ部分
中間マフラー
リヤセクション
自画自賛?! のテールエンドの眺め・・・
決して刺激的なマフラーサウンドではないかもしれませんが
独自の硬質で半オクターブ高めの音質は通常のストレート構造+グラスウール仕様の
マフラーとは異なるNAに近い歯切れのよいサウンドは間違いなく心地よいドライブをお約束・・
そして4000rpmからレブリミットまでのSACLAM高周波鳴き音は快感!!
MT-DRACO号とお見合い?!
フルTIGステンレスメッシュグリル
3set目は出撃待機中です^^;
見た目だけでなくインタークーラーへのエアフローはパフォーマンスアップに一役買ってます
排気系の次なるステップは・・・
やはりこちらですかネ・・
伝説?! のF1エンジン開発エンジニア氏による工芸品ポート研磨処理
奥の奥まで ピッカピカ
間違いなく時を超えても価値を失わない逸品と思います。
番外編の気になるレデイ
LANCIA DELTA
まさに貴婦人ですね
という事で・・・
LOTUS・ABARTH&FIAT500以外のお車でも
具体的な要望がありましたらなにがしかのご提案は可能と思いますので
お暇な時に是非 非井戸端会議でも^^;
mtakek9x1007@silk.ocn.ne.jp
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