MT-DRACO

My Last Summer Wine
-『少年』の心を持つクルマ趣味人へ-

心地よい足回り 商品企画開発 その2

2018-11-08 19:08:47 | 足回り関係

足回りの商品企画開発に関して、一般公道をメイン舞台と考える

フェレーサー仕様

当初は純正ショックとスポーツスプリングの組み合わせにて満足していたのですが・・・

 

その後、17インチ裂開鍛造ホイール RS209A&B 更に 

超軽量15インチFalconeを商品化して状況が変化。

ばね下重量の著しい軽量化の結果、純正ショックの減衰不足を感じて

倒立タイプモノチューブ車高調を商品化する事に。

 

 

通常販売されているアフターの車高調、その殆どは競技志向ベースの為

一般公道での低中速度領域での快適性能にはある程度目をつぶる必要性があるのですが・・

MT-DRACOコンセプトはまず第一にしなやかなストローク性能

ベースとなるシリンダーの真円度と工作精度に並々ならぬ情熱をかけて

ホーニング加工に関しては徹底した拘りにて製作。

 

1way 20段調整 ですが減衰調整に関しても 1ノッチ の違いも明確に感じ取れる

セッティングにてかなり幅広い乗り味を提供出来ます。

 

 

車高調整に関してもフロントのみではなく前後共に調整可能で

リヤスプリングもスポーツスプリング同様に冷間直巻きにてオリジナル製作してます。

 

フロントスプリングはアイバッハ製直巻きスプリング仕様の為

かなり幅広いバネレートをチョイス出来ますので

競技用車高調としてのセッティングも可能です。

 

心地よい足回りステップ2 としてお好みの車高・バネレート・減衰調整にて

より幅広いご要望にお応え出来ると思います。

答えが一つではない足回りのセッティングの楽しさをご提供です。

 

 

 

ABARTH&FIAT500

* 倒立モノチューブ1way20段調整車高調        ¥315,000(税抜)

                梱包送料別途請求ですが、トライバルオートさん装着の

             場合は送料等込みにて対応しております。




mtakek9x1007@silk.ocn.ne.jp

Mobile:080-6689-9950


 

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心地よい足回り 商品企画開発

2018-11-08 13:15:56 | 足回り関係

事の発端は今を遡ること10年程前・・

HKSを退社後、ケン奥山氏のショーカー KO7&KO8 プロジェクト

村上商会さんに入社、そして量産車メーカー向けの先行開発とショーモデル製作を本業とする

MODIにて約1年半掛けて KO7 のエンジン駆動系と吸排気系をメインにお手伝い・・

特に、KO7のマフラー形状に関してはそこそこ拘って製作した思い出があります。

 

既存のモーターショーとは一味も二味も違う憧れのジュネーブショー会場にて

当時のアイバッハ会長・社長と懇意な関係になりまして

その後、会長は工場見学に訪れていただいたり・・

MT-DRAC0ブランド立ち上げの際に 

会長曰く・・・FIAT500 向け商品企画するなら うちのスプリングを使いなさい・・・

早速、初代MT-DRACO号(FIAT500 1.4L 6MT)に装着&実走

結果は・・・   う~ん  ・・・ 血気盛んな学生時代なら良いのですが  ・・・

法定速度内では路面アンジュレーションを全て拾いながらのラリーカー?!

ローダウンスプリングの王道、44mmダウン・・・

但し、高速領域では非常にフラットで快適な足回りのセッティングで

明らかに路面状況と実走行環境の違いが顕著に表れていると思いました。

 

アフターパーツの中でも冷間直巻きスプリングの経済ロットは当然3桁の世界なので

結局本意ではなかったのですが、オリジナルスペックのスプリングをゼロから商品企画開発することに・・

当時のアイバッハ・ジャパンさんの協力のもと

試作にてバネレート及び自由長の異なる試作品を製作し

最終的にはMT-DRACO号実走テストにて2万5千キロ走破・・

余談ですが、人間の感覚は時間経過と共にあやふやになりまして

最初にテストしたAパターンとの違いを再チェックする為にとっかえひっかえ状態になったりしまして

アイバッハ・ジャパン社長曰く ・・・ スプリングの商品化にここまでやる所は殆どないですよ! ・・・

マツダスピードさんの M2 1001 はほぼ同様の開発をしたそうです。

因みに、1001 のエキマニとカムは古巣チューニングメーカーのOEMだったり・・

 

 

最終的にはオリジナルスペックでのプログレッシブレートにて製作

最大荷重のバネレートはアイバッハ製と殆ど同じ数値に・・

 

要するに、低中速時のライドはかなり穏やかな乗り心地ですが1~1.5Gからのバネレートは

スティッフにする事によって

オンザレールのコーナリングと素直なノーズの入り方で本当に心地よいドライビングを提供。

 

その後、アイバッハ社は経営母体が変わり会長・社長ともに引退

生産拠点もヨーロッパはドイツ工場、カナダ・北米はアメリカ工場、

そして日本を含むアジアマーケットは中国工場に

 

 

MT-DRACOとしては様々な状況を検討したうえで

それまでの部材と設備は同じモノにて某国内量産メーカーでの生産に切り替えて今日に至ってます。

 

最も、外観的には当初からスプリング自体には MT-DRACOロゴ のみでしたので

違いは判らないと思いますが・・・

 

 

 

全てのアバルト&フィアット500オーナー様に自信をもってお勧めできる

MT-DRACO with SES スポーツスプリング

先月時点の在庫はかなり余裕があったのですがここ2週間ほどで

立て続けにご注文をいただきまして、今日現在残り在庫 1set のみとなってます。

次回の生産スケジュールを計画していなかった為在庫切れ後は暫くBOになりそうです。

 

* ABARTH&FIAT500 スポーツスプリング       ¥46,000(税抜)

                  梱包送料は別途請求ですがトライバルオートさんでの

                  装着は送料込みにて対応しております。

 

 

 

mtakek9x1007@silk.ocn.ne.jp

Mobile:080-6689-9950

 

 

 

追伸 

本日(11月11日)残り在庫 1set のスポーツスプリング

引き当て注文頂きました。

皆様方からのご注文、コンスタントに動いてくれますと計画生産も可能なんですが

急に動きがあったり・なかったりで IT頭脳 にて需要予測でも出来ると有難いのですが・・・

現在、リピート生産計画中にて納期は未定ですが一応年明け1月下旬以降にて

打合せ中です。

明日以降、次回ロットの予約注文お受けしますので

ご興味ありましたらお問い合わせ願います。

 

 

 

 

 

 

 

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