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このCDにはEmbraceable You、For Sentimental Reasons、Blue Moon、What A Wonderful World 、Stardust、Manhattan、’S Wonderful、Isn’t It Romantic、I Can’t Get Started、But Not For Me、A Kiss To Build A Dream On、Baby, It’s Cold Outside、Night and Day、A Nightingale Sang In Berkeley Square、You Belong To Me、Smileが収められていて、「ブルー・ムーン」はエリック・クラプトンのギター、「この素晴らしき世界」では、スティヴィー・ワンダーのハーモニカの共演があり、また「マンハッタン」ではベット・ミドラー、「外は寒いよ」では巨大な胸を誇るドリー・パートンのデュエットになっている。
耳に心地よい編曲で、ロッド・スチュワートの個性的な声にも合っているようだ。‘02年にVol1が出て以降’03Vol2、‘04Vol3、’05Vol4まで出ている。いずれも好評という。
ではなぜジャズのスタンダードなのか? ちゃんと答えがあった。解説の中で「僕がロックン・ロールを歌えることを、もうこれ以上証明する必要はないと思う。音楽というものはすべてに共通してつながっているんだ。ブルースが存在しなければ、ジャズもなかったし伝統的なジャズなしではスウィング・ミュージックもありえなかった。
スウィング・ミュージックがなければロックン・ロールも存在しなかったということさ。音楽はこうしてつながっているんだ。分かるだろ? もしもルイ・アームストロングが存在しなかったら、今の僕たちには何もなかった」とロッド・スチュワートは言う。過去の音楽家に対する敬意の表れだろう。
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もう一つ感じたのは、素人でも歌える編曲ということだ。さしずめ、カラオケ化にするフリーソフトを使ってNight and Dayを練習しようかとも考えている。