脱税や未成年者買春というど派手な行状で国民を驚かせもし、羨望もさせたベルルスコーニも有罪判決を受け自らの去就を決めなければならない。引退という選択肢もある。
その場合、後継者問題で多くの人は悩むだろうが、ベルルスコーニに関してはその心配はなさそうだ。長女のマリーナ(46)が期待の星のようだ。
記事の一部を引用してみよう。「人懐こさと存在感は父親譲り。父のメディア帝国だけでなく、政治基盤も継ぐ資格は十分だ。
イタリアでいま最も影響力のある女性と言われ、フォーブス誌の「世界で最も影響力のある女性トップ100」にも選ばれた。父親が一代で築いたメディア帝国の継承者となることが確実視されており、政治家としての看板も引き継ぐことになるかもしれない。マリーナの実業家としての手腕は証明済みだ。父親の企業グループ「フィニンベスト」やその傘下の出版社「モンダドーリ」を堅実な経営で舵取りし、イタリアの経済危機を乗り切ってきた。
父親と違うのは、少し控えめなところだろう。政界進出への意欲を質問されても「どうかしら」と遠慮がちだ」
確かに写真を見ると美人ではないがコケティッシュな感じはありそうだ。ベルルスコーニの唯一の善行は、マリーナを世に送り出したことと言われるかもしれない。
ベルルスコーニ本人は、金もあるし精力もあるから、心置きなく女遊びが出来ると喜んでいるかもなあ。