
エリザベス女王が総裁を務める英国王立園芸協会が主催する世界最高峰の豪華絢爛なガーデニング世界大会「チェルシーフラワーショー」に挑戦した実在の女性メアリー・レイノルズを描く。
彼女のコンセプトは、自然そのものを庭に再現するというあえて華やかな花を使わず、雑草とサンザシの木だけという素朴ではあるが共感を呼ぶ庭造りに成功し栄冠に輝いた。
そのメアリー・レイノルズに扮するのはエマ・グリーンウェル。その恋人クリスティにトム・ヒューズ、いやな女シャーロットにクリスティーン・マルツアーノが演じる。この三人とも初めて見る顔触れ。
映画のテーマは「自然を大切にとともに強い意志を持てば何事も成就する」ではないだろうか。従ってセリフも意識されていて「蜂がいなくなれば人類が滅亡する」と植物学者のクリスティに言わせている。男以上に頑張るメアリーの意志の強さが秀逸。
セリフに二度ほど登場する「香織」がある。エチオピアで緑化の仕事をしているクリスティが言う訳だが、香織というのはエチオピアで緑化活動をする新妻香織(にいつま かおり)さんのこと。映画というのはいろんなことを教えてくれる。あと味のいい映画だった。

なお、メアリー・レイノルズは、日本にも来ることがあってインタビューにも答えている。もしよければこちらでどうぞ!

新妻香織さんはこちらからどうぞ!
監督
ヴィヴィアンヌ・ドゥ・クルシ出自不詳
キャスト
エマ・グリーンウェル生年不明コネチカット州グリーンウィッチ生まれ。
トム・ヒューズ1986年4月イングランド、チェルシー生まれ。
クリスティーン・マルツアーノ1986年9月ニューヨーク、ブルックリン生まれ。
ご面倒ですが、クリック一つで私は幸せになります!

全般ランキング