
ダイ・ハード・シリーズの5作目。舞台はロシア。ストーリーはあってもなくてもどちらでも構わない。
とにかく、破壊と爆発炎上、そして人間とは思われないジョン・マクレーン(ブルース・ウィリス)と息子ジャック・マクレーン(ジェイ・コートニー)の鉄で出来ているのかと思わせる強靭さ。
カーチェイスで車が横転しても、ビルから転がり落ちても擦り傷だけ。ひょっとしてこの映画、観客が楽しむんじゃなくて、作る人たちが楽しんだんじゃなかろうか。どの場面でこの車をぶっ壊そうかとか、ヘリコプターの炎上をどこにしようかとか。
観ていて幼児を思い浮かべた。しかも幼児の手の二十日ネズミがぎゅっと首を絞められている情景。
拾い物といえば、コマロフ(セバスチャン・コッホ)の娘役イリーナ(ユーリヤ・スニギル)のハッとする美貌。白いスーツ姿ではハッとしなかったが、脱出のヘリコプターの場面では、赤い口紅、黒くきらきらと光る瞳、黒の衣装がハッとさせた。





監督
ジョン・ムーア1970年アイルランド生まれ。
キャスト
ブルース・ウィリス1955年3月西ドイツ生まれ。
ジェイ・コートニーオーストラリア生まれ。
セバスチャン・コッホ1962年3月ドイツ生まれ。
ユーリア・スニギル1983年6月ロシア生まれ。
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