先ほどのフランス・パリでの同時多発テロで、一人の男性が窓枠にぶら下がっていた妊婦を助け上げたと称賛されている。 とネットの記事にあった。
その妊婦の知人男性は「狂気のさなかの小さな厚意が、素晴らしいことを成し遂げた」と話しているという。わが日本人でこういう「狂気のさなかの小さな厚意」なんて表現を聞いたことがない。政治家や官僚、大学教授、芸能人から一般市民まで。
どうも日本人の表現が単調な気がしてならない。日本人にはスマートなユーモア感覚が欠如しているのかもしれない。早い話がお正月に帰省する人も多いが、テレビのインタビューで紋切り型の「楽しかった」が大半。特に欧米と比較すると顕著な傾向と言える。
これを日本人の特性と片づけてしまっては、これからの将来に禍根を残すことになる。これから英語もますます必要度が増すが、この表現力を磨かないと白眼視されるのは必定。外国の可愛い女の子を、恋人にできない日本の若者にはなってもらいたくない。
さてその表現とは「[名](スル)心理的、感情的、精神的などの内面的なものを、外面的、感性的形象として客観化すること。また、その客観的形象としての、表情・身振り・言語・記号・造形物など」と辞書にある。
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