Re: The history of "M&Y"

Team "M&Y" and "花鳥風月"
the soliloquy of the father
毎日更新!

表彰式

2008-07-19 | RoboCup2008

今回は、表彰式の前に、結果が発表されました。

さらに、きちんとすべての競技の点数が公表されました。

 

結果は・・・「M&Y」は、レスキュープライマリの個別2位になりました。 パフパフ

しかし、決勝のマルチチームでは、惜しくも4位と6位でした。

マルチチームでは、「ステッピー7」が中国チームと組んで1位、またまた「ステッピー7」と「救鼠GO秒」が3位でした。

一方セカンダリは、個別1位が「LINK」・・・すばらしい!

決勝のマルチチームで「EMERGENCY!!」がドイツの「Hoppus」と組んで1位、またまた「LINK」が、中国のチームと組んで2位でした。

 

で、表彰式ですが・・・時間になってもなかなか始まりません。

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表彰されるチームのメンバー(1人限定)を前の方の席に座らせる段取りのようなのですが、その席順がなかなか決まらないようです。 なぜか「M&Y」の席だけは初めから決められていたようなのですが・・・。

 

表彰式は、結構遅れて開始されました、表彰される順番も良くわからないのですが、「M&Y」が呼ばれたら、Yも壇上に上げようと待機しておき、レスキューの2位が呼ばれでMが上がるときにYも一緒に上がって、表彰を受けました。

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表彰式の壇上の周りにだけ、大きな人垣ができて、みんなに見てもらうような式になっていません。 (私から言わせると最低な表彰式でした。)

まあ、いただいたトロフィーは、昨年のアトランタのやつに比べるととても豪華に思えます。 (昨年のがチンケなものだっただけ?)

一回に6組くらい壇上に上げて、トロフィーを渡すので、時間は短くて済みました。 その後は、ジュニアのパーティに突入です。

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我々のテーブルは、「M&Y」と日本セカンダリチームの合同で、いただいたトロフィー4個を並べていたら、隣のスペインチームが、「ソッチは4個だ! くそ負けた、コッチは3個しか無い!」とはしゃいで話しかけてきます。 

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ドイツチームも「ドイツは5個もらったぞ」というので、「日本はここの4個とアッチのテーブルに3個あるから合計7個だぞ」といって楽しくやりあっていました。

 

昨年は、表彰式のすぐ後に、日本チームだけのパーティがあり、きちんと挨拶も出来ないままに分かれてしまったので、今回はとことん喜びを分かち合いました。

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もうあとは、はちゃめちゃに撮影会です。 もうバカばっかり。

 

今回は特に、スペインのチーム、ドイツの「Hoppus」や「Team AVR」とも仲良しになったので、一緒に騒ぎました。

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ドイツの先生とこんなに楽しそうに話せる小学生はそういないゾ(きっと!

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決勝

2008-07-19 | RoboCup2008

今日は決勝です。

M&Y」は、予選を2位で通過しました。 決勝には、予選の6試合の得点のうち、一番悪い点数を除いた5試合の得点を合計して、その点数の高い順に12チームがエントリされました。

日本チームのプライマリは、「ステッピー7」が5位、「救鼠GO秒」が9位でいづれも予選突破して決勝に進出しました。 一方セカンダリは、「LINK」が1位で予選通過(すばらしいなぁ)、「EMERGENCY!!」が10位でした。

それぞれ、12チームがマルチチームをかえて4試合やることになります。

 

ところで、本日は、パドックに私やM&Y母がいつものように入ると、審判のケイトが「今日はメンターや家族はパドックに入れません。」と追い出されてしまいました。 そのため、他のチームとの交渉も、選手本人がしなければなりません。 本日のマルチチームは中国チームなので、中国語で交渉しなければなりません。(メンターも含めて英語が判りませんでした。)

ここで、関東ブロックの事前説明会で配布された中国語の資料が、とても役に立ったそうです。

曹先生ありがとうございました。

メンターや親をシャットアウトするのは、良いことだと思います。 ただ、最終日ではもう手遅れだし、肝心の中国チームは、セカンダリの同型機のプログラムを移植しているので、親や先生をシャットアウトしても、ダメなんだよなぁ。 先生もプログラミングしてたけど、セカンダリの選手がしているのだもの。

 

M&Y」は、中国(予選12位)、中国(予選13位)、ポルトガル(予選10位)、ドイツのチーム(予選8位)と組むことになりました。

 

まずは、中国の「Shenzhen Mt. Nan Foreign language School」というとても長い名前のチームです。 このチームのロボットはLEGOで作成されていますが、やっぱり、スピード重視のように思います。 なんで、レスキューにそんなにスピードが必要なのか?

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中国チームが先に出発しますが、やっぱりギャップや障害物で外れます。 まあ、このスピードだとしょうがないように思います。 別にタイムトライアルじゃないんですけどね。 「M&Y」が傾斜路を登る頃には、既に競技を終了して、あたかも「M&Y」は一人旅・・・という雰囲気でした。

 

2番目も中国のチーム「Shenzhen Children's Palace」です。 このチームのロボットもLEGOで作成されています。 しかし、やっぱりスピード重視です。 中国人って・・・。

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今回も中国チームが先に出発します。 先ほどのチーム同じように、やっぱりイベントがクリアできません。 先ほどのチームと違うのは、2階に上がってからランダムに走り回ります。 この走行がとても荒々しくて、2階の楊枝を撒き散らします。 この撒き散らした楊枝が、傾斜路にまで広がり、「M&Y」のロボットは傾斜路の上の部分で、90度回転ができなくなりました。 おかげで、傾斜路から2階の部屋に入ることができずに、ギブアップしました。 がくっ。

 

3番目はポルトガルの「WAVE」です。 自作マシンで大きな後輪で駆動します。 もう一つのポルトガルのチームとロボットは同じ構造のようです。 スピードもあり、正確性もそこそこのようです。

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「WAVE」に先発してもらって、「M&Y」も出発しました。 「WAVE」は、順々に得点を重ねて行きます。 ところが、2階の部屋に入ると・・・一人も被災者を発見せずにすぐにゴールをしました。 「これって、あとは任せたってこと?」 任された「M&Y」は、2階まで慎重に上がり、ダブルお掃除作戦で、順々に被災者を発見して行きます。 しかし、大量に撒かれた楊枝を集めすぎて山になったゴール前を自分が越えられなくなり、ゴールができませんでした。

この走りが、マルチチームの4位でした。

(もし、これがゴールできていれば、マルチ1位だったのですが・・・残念!)

 

でも、ポルトガルのチームは楽しいです。

 

そして、最後はドイツのRohe先生のところの「The Crazy Robots」です。 本日のこれまでの3試合は練習で、この4戦目に賭けてきました。 事前に綿密に相談して、「M&Y」が先行し、「The Crazy Robots」が1分30秒後に出発することも確認済です。

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M&Y」はまあまあの走りで、1階の3部屋目の銀の被災者を一人置き去りにしただけで、2階に行きました。 ところが、2階の壁にぶつかるときにギアに楊枝が挟まってしまい、(モーターに過負荷が掛かったためか)RCXがストップ状態になってしまい、続行不可能となりました。 やむなくギブアップとなりました。 「The Crazy Robots」のほうも、まあまあの出来で2階にきましたが、被災者を発見しないまま、ゴールしました。

この走りは6位でした。

まあ、ドイツチームとは、楽しく競技ができたし、Rohe先生やNolte先生とも楽しく会話ができたので、良しとします。

 

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競技の後で、「The Crazy Robots」に(縁日の)ヨーヨーをプレゼントしました。 みんな、ヨーヨーをたいそう気に入ったようで、ずっとボヨンボヨンとやっていました。 いや、他人に当てて楽しむおもちゃや、武器じゃないんですけど・・・。

これで、蘇州世界大会での「M&Y」のすべての競技が終了しました。

 

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恒例の?ドイツチームと日本チームの写真を撮りました。 (写真を撮っている間も、ヨーヨーをボヨンボヨンしているドイツ人)

 

あとは、発表を待つばかりです。

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途中棄権?

2008-07-19 | RoboCup2008

蘇州世界大会に参加したレスキュープライマリのアメリカのチーム「bloodhound」ですが・・・2日目までは普通に参加していたのですが、なぜか3日目には(居るにも関わらず)「私たちは参加しない」と棄権表明をしてしまったそうです。

おかげで、そのチームと組むはずだったチームがあおりを食っていました。

2日目までの成績を見ると、そんなに悪くないのですが・・・。

ついでに、セカンダリのハンガリーのチーム「BankiRobot」も3日目に試合時刻になっても現れず、保留になっていました。 こちらも、「勝手に棄権なの」と思っていましたが、後日結果を見ると、なんとか(時間遅れで)試合には参加したようでした。

 

まあ、世界にはいろいろなチームがあるということで。

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中国チームねた2

2008-07-19 | RoboCup2008

中国チームのロボットの中に、とてつもなく速いのがありました。

しかし、結構正確に被災者を発見しています。

すごい技術だなあ・・・と思っていたら。

仲良しのRohe先生が、その中国チームのパソコンをのぞき見した(ついでに写真まで撮った)結果を教えてくれました。

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このチームは、光センサーやタッチセンサーなど一切使わずに、モーター制御とタイマーだけを使ってプログラムを組んでいました。

確かに速いはずだよねぇ。

でも、結局被災者を発見しているのではなく、その位置近辺でランプを光らせているだけではレスキューとは言えないのではないでしょうか?

(日本でまじめにレスキューをやってきたチームが聞いたら、怒りますよね・・・そんなのが、世界大会に出ていると知ったら。)

 

このロボット、写真を見てもらえば判りますが、完全に一枚の基板にカスタムチップが載せられた専用のマシンのように思えます。 まあ聞かれると、あくまでも「これはロボットキットです。」と回答が返ってくるのでしょうねぇ。

このチームのおかげで、予選2日目には、レッドゾーンの被災者の位置を変えられてしまい、「M&Y」は決め打ち作戦が使えなくなりました。 予選3日目にはコース自体が変えられました。

 

まあ、いいけどね。

 

コメント (2)
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