Re: The history of "M&Y"

Team "M&Y" and "花鳥風月"
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Rule of Rescue-B 3.6. Lack of Progress

2010-08-12 | Rescue Rules 2010

次は Lack of Progress です。


3.6. Lack of Progress:
3.6. 競技進行の停止


3.6.1. Lack of progress occurs if a robot is stuck or stopped at the same place for longer than 10 seconds.
3.6.1. ロボットが10 秒を超える時間にわたって、同じ場所で立ち往生したり止まったりした場合、競技進行が停止される。


ロボットが動かなくなった場合や、壁に向かって「ガガガッ・・・」と無意味に進もうとしてしまった場合には、審判は10秒のカウントをして(それでも事態が改善されないときには)「競技進行停止」を宣言しました。 

しかし、ロボットが経路の中を動いているときには、審判は「競技進行停止」を宣言せずに

見ています。 たとえ、前の部屋に戻ってしまっても、傾斜路を下ってしまっても・・・

逆に、チームキャプテンはいつでも「競技進行停止」を宣言できました。


3.6.2. If a robot loses the path or fails to appropriately negotiate a piece of debris, it must be returned to the start of the room (and in the process incur a 20-point penalty). If during the third attempt at a room there is a lack of progress, the team captain can choose to move the robot to the end of the room to continue onwards.
3.6.2. ロボットが経路を見失ったり、障害物の回避に失敗した場合、その部屋の最初の場所に戻される(競技進行の停止として20 ポイントの減点)。
もしその部屋で3回目の競技進行の停止となった場合、チームキャプテンはロボットを移動させる場所をスタート地点もしくはその部屋の最後の場所を選択でき競技を続けることが出来る。


ロボットが経路を見失ったり、障害物の回避に失敗したり・・・と、言われても・・・「どうなったら見失ったことになるの?」「どうなったら失敗したことになるの」と、難しいですよね。

今回のレスキューBでは、とにかく動いていれば競技進行停止にはなりませんでした。

迷走しようと、壁にガンガンぶつかろうと、スタートに向かって逆走しようと、せっかく上った傾斜路を下ろうと・・・

上にも書いたように

・ロボットが停止して動かなくなった

・ロボットが壁に向かって「ガガガガ・・・」と進もうとして動けなくなった

・チームキャプテンが「競技進行停止」を宣言した

このような場合に、「競技進行停止」になりました。

傾斜路で、ロボットが転げ落ちて横転した場合も「動かなくなった」扱いですね。(笑)

競技進行停止になると、チームキャプテンはロボットを持ち上げて新しいスタート地点にロボットを置きます。 新しいスタート地点は審判が「ココ」というように指示しました。 同じ部屋で3回競技進行停止をすると、部屋の入口か部屋の出口のどちらかをチームキャプテンに選ばせました。 

部屋の入口とは・・・その部屋の最初のブロックです。 つまり、競技進行停止になった部屋の中です。

部屋の出口とは・・・次の部屋の最初のブロックです。 つまり、競技進行停止になった部屋の外です。

例えば廊下で競技進行停止になると、廊下の最初のブロックに戻されます。 3回目なら2つめの部屋の最初のブロックを選択することもできます。

競技進行停止でロボットを持ち上げたときに、ロボットのリセットや電源の入れなおしは、どのチームもやっていました。

通常は上の説明で間違っていないのですが・・・


部屋得点が認められた場合には、その次の部屋からリトライになりました。

例えば、2つ目の部屋を一旦クリアして傾斜路に行きました。 しかし、傾斜路を上らずに2つ目の部屋に逆戻りしてしまいました。 2つ目の部屋の中で迷走したので「競技進行停止」になりました。 このときに戻されるのは・・・2つ目の部屋の入口ではありません。 2つ目の部屋の出口(というか傾斜路の下)になりました。 傾斜路上で失敗していなくても、傾斜路(という部屋の中での)1回目の「競技進行停止」としてカウントされました。


3.6.3. A team may elect to stop the round early if the lack of progress is caused by a faulty robot. The team will be awarded all points achieved thus far.
3.6.3. ロボットの故障が原因で競技進行が停止した場合、チームはその試合を所定の時間より早く終わらせることができる。チームには、その時点までに獲得した全ての点数が与えられる。


ロボットの故障に関しては・・・競技時間内に故障を直した例は無かったように思います。

あぁ、「Radium」が電池をパドックに取りに行って(競技時間内に)電池交換をしたことがあったなぁ・・・

競技の終了は・・・競技時間内であればいつでもチームキャプテンが宣言できました。

コメント
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