「M&Y」がロボカップに参入した頃のノード大会、ブロック大会でのレスキュー競技は一発勝負でした。
言葉の通り、競技は1回だけ・・・
その一回の競技結果で、順位が付けられ、次の大会へ選抜されました。
だから、実力も必要でしたが、運も必要だったと思います。(笑)
で・・・近年は、ノード大会、ブロック大会共に、2回の競技をするようになりました。
普通は、2回の競技の合計点で順位を付けます。
しかし、千葉ノード大会だけは2回の競技の良い得点の方で順位を付けます。
これのどちらが良いのか・・・
私個人としては、ロボカップジュニアの大会は、あくまでも「競技会」なので、強いチームが勝つべきだと考えています。じゃあ、強いチームと言うのはどういうの!?・・・運に左右されずに、100回やったら100回共に満点を出せるチームが「実力のあるチーム、強いチーム」だと考えます。だから、2回の競技があれば、その2回共に良い点数を取れるチームが勝ち・・・なんだと思うのですが・・・
ただ、ロボカップジュニアは(競技会ではなく)教育の発表の場、と捉える考え方もあります。千葉ノード大会は、そんな感じですね。
まあ、世間には、いろいろな考えがあるようで・・・
世界大会でも、個別競技は、やった競技の合計点(正確には、一番低い点数は算入しないので、一回の失敗は許される)で順位を決めます。だから、毎回良い点数を出せないと勝てません。
逆に、SuperTeamsは、何回かの競技の一番良い点数で順位を決めます。
そんなことから、考えてみると・・・やっぱり、個別競技は「競技会」で、SuperTeamsは「教育的な活動の場」ということなんでしょうねぇ。
で、競技会として考えたときに、2回の競技をするとしたら、チームの実力を測るのに
・2回の合計点で決める
・2回のうち良い方の競技で決める
のどちらが良いのでしょうか!?
極端な話をすると
・80点取るときもあれば、20点しか取れない時もある、波の大きいチーム
・高得点は取れないけど、毎回平均して50点を取るチーム
のどちらを実力のあるチームと評価するか!?
みたいな感じでしょうかね。
何度もしつこいですが、私はレスキューという競技の意味を含めて、例えたった1回でも失敗を許してはいけないという考えです。
勿論、何回やっても、毎回満点を取るチームを目指して欲しいです。