最近、お酒で「あて」という表現が多い。昔は、「さかな」とか「つまみ」と言っていたように思う。「あて」はくだけた表現で、どうも「あてがない」ような感じがして好きではない。<o:p></o:p>
お店からも「あては?」と聞かれた覚えがないし、飲み物(ここで「お酒」と書くと日本酒のことになる)を頼んだあとで、適宜「さかな」を頼む。例えば、おでんを肴にお酒を楽しむというような書き方が当たり前と感じている。<o:p></o:p>
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一時、あの店は「○○を食わせる」という書き方もあったが最近は見ない。これは明治時代の小説・随筆や近くでは山本嘉次郎の食べ物案内にもみられる。使役動詞の使い方が、現在の「させて頂いております」のようで面白い。<o:p></o:p>
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できるだけ流行言葉とカタカナは使いたくない。<o:p></o:p>
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