いつもと違う曜日に参観。30人はいて、しかも高齢の女性が多い。石橋を怖いという高齢女性もいて案内のコダマさん(若手の男性、初めて)が手を引いていた。名残の紅葉は枯葉が多かったが、葉が苔を覆う様は対比により、緑も紅も映える。青空で空が高く、賞花亭から愛宕山など山々も遠望できる。<o:p></o:p>
コダマさんはなかなか流暢なしゃべりで、笑いを取りつつ、解説。野村さんの影響もあるかな。マイクを使うのは、声を鍛えられない。真の飛び石が南北軸というのは初めて知った。そういえばそうだ。この石の前にある2つの石がわざと曲げられているのも面白い意匠だ。園林堂の飛び石と同じ扱いではないか。ただし、コダマさん、松琴亭の一の間と二の間の間の欄間の素材を聞かれて「加賀奉書」と答えていたが「麻幹(おがら 麻の皮をはいだ茎)」を並べ押さえたものと言おうと思ったがやめてしまった。<o:p></o:p>
人数が多いのは紅葉の頃の拝観の特徴。それにしても年齢が高かった。おしゃべりと記念写真の多いこと。飛び石でなく苔の上を歩く方も多い(コダマさんがやんわり注意)<o:p></o:p>
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木の葉が落ちて、見通しが良くなっている桂離宮に残る紅葉が映えた<o:p></o:p>
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