都市と楽しみ

都市計画と経済学を京都で考えています。楽しみは食べ歩き、テニス、庭園、絵画作成・鑑賞、オーディオと自転車

次の研究は需要の拡大としての産業クラスターか

2015-07-11 04:45:01 | 都市計画

 今回の論文をJLLの山口さんの協力でパワー・ポイント化しセミナーにまとめているが、ありがたいことに好評だ。

 バブル以降、都市開発という供給から、施設利用という需要にパラダイム・シフトがあった。この需要研究は恩師の戸沼先生からも面白いとの評価。次は、都市需要の要である、都市産業のクラスター(独自集積)を研究したいが、マクロ経済の調査、公共経済学、都市経済学、マーケティングなど多岐にわたる。

 都市開発の動向の事例研究として、京都での産学連携や、ボストン大都市圏での医療・バイオ政策などからまとめるのも一手かなと思っている。

 また、本社ビルとその陥穽をマクロ(社会、企業)・マイクロ(働き方)と外部性(企業を取り巻く環境)、内部性(企業内部の変革)などでとりまとめ、フレキシブルなオフィスが結局長持ちするというのをジョンソン・ワックスやMITキャンパス(天井が高い)などでまとめてみるのも面白い

 考えをまとめるのは楽しい

コメント
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