昨年末、Dynaudioが中国に買収されたとあり、早い目に買い替えた。今年1月から値上げになり、更に生産終了となった。次期モデルはアンプ内蔵になるようだ。
吉田苑のホーム・ページになにもコメントが無かったのは不思議だが、売るにも台数がなかったのかもしれない。
Dynaudio Focus Series は扇形断面で六面突板仕上げと凝ったエンクロージャーに、強力ユニット、高品位のパーツで仕上げてあり割安だった。しかも、モデル後期で音が練り込まれていた。15W38のMidを中核としたまとまり、細身で仕上げの良い姿などDynaudioの3Wayとして気に入っている。反面、会社としては品質に対する利潤の低下や一部の認知しかなく日本での購買層が限られたという課題もあり、生産終了になったのかもしれない。
アンプ付にするのは、PC対応や手軽さに繋がる。高品位のオーディオでしかも日本家屋に合う値ごろ感のあるDynaudioは今後無くなるのかもしれない。安いのと高いのの二極化を狙っているのだろうか。また、カー・オーディオでも人気のためユニット販売に特化するのかもしれない。
旧来のパッシヴ型のスピーカーで最適かつ複雑なLCR定数もTS Parameterで簡単に計算できるようになったのに、これが要らないPC時代には不要の長物になったと思った。だがPCなどからD級アンプでデジタル直接入力とあるのは時代の変化だ。
スピーカーは歪率がアンプより数桁上だ。そのため音に特徴がありお金もかかる。安いユニットからは癖のある音は出るが妙なる音はでない。MSPコーン、大型コイル、抜けの良いダンパー、独自フレーム、コーン・ボビン接合、内磁マグネットを真面目に詰めていったのがDynaudioだ。
資本の変化は製品の変化につながる