著作が多いようだが、埼玉大学の博士で日本大学の教授とある。文体が特異で「~なのです」というのは違和感がある。
全体には歴史経済学かと思うが実証がない。現在の世界的な低金利を、歴史から「国際的拡大」、「国内市場拡大」、そして「電子・金融空間」とつなげているが、論理飛躍が大きい。
歴史的分析にはピケティあたりの受け売りの感が強い。また国際的な交易拡大なら、ジャレド・ダイアモンドや青木昌彦あたりの大きな絵を参考文献に挙げるべきだろう。
中間層の没落、「蒐集」(強欲)などの指摘も凡庸だ。
このような著作がなぜ出版されるのか分からない