秋の朝、8時から嵯峨野でスケッチ。曼珠沙華と稲刈りの季節だ。稲刈りはこれからの様子。曼珠沙華は咲きほこる。スケッチ・ブックに鉛筆、色鉛筆、透明水彩で軽く仕上げるつもりで画材を一杯積んでPromenada(プロムナード)のグランボア リエール36Bが軽く、土の道にも最適。
まずは、奥で棚田と水路のからむ構図で手前までつながる曼珠沙華の群生をダイナミックに描く。構成を単純化し鉛筆で取り、水彩色鉛筆でアクセント、透明水彩にかかろうとした。
すると入門用一眼レフを抱えた自転車の結構な高齢者が「これは良い風景だ、これは撮らんと」と近づいて来て、話しかけてくる。こちらも佳境で楽しんでいるのがわからなのだろうか。話かけてくるが相手にしないと「写真を撮るのは自由だ」と言い捨ててやっと去る。礼儀を知らないのは若者ではなく高齢者ではと訝る。
その後は緑と曼珠沙華の赤の対比、茎の赤と緑の混在を楽しみながら描く。
次に、すすきの群生と手前の曼珠沙華、奥の山を描く。座らず、立って描くのは久々だ。奥の山の深い緑を背景に揺れるすすきの穂が輝く、放物線状に垂れる青く光る葉が揺れる。豪快に色鉛筆と水彩を走らせる。楽しい。
最後は、稲刈りの終わった田んぼに稲わらが三角にまとめられたのを中景に、遠景に先ほどのすすきと山、近景に水路とコンクリートの簡易橋、これにからむ曼珠沙華。パースが重なる。棚田を描きわけ、おおらかにすすきを中央に入れ構図をとる。稲わらが三角のテントみたいが面白い形で飽きない。その中であぜ道に映える中景と手前の水路の曼珠沙華が面白い。
この折、ロードにのった同年代の方が止まった。さっとコンパクト・カメラを出して写真を撮り、Promenadaを見てにっこりし挨拶を交わしてから去った。清々しさが残る。
この近くにある民宿わらびの里の入口に広沢の池を背景にした柿の木の良いのを見つけた。今年は桂かこれにしようかな。
軽量の折りたたみ椅子を持ってこなかったのは失敗、お手拭きを2つ持ってきて良かった。最後にパレットも拭ける。
インキングをせずに、30分くらいでさっと描くスケッチは楽しい。PM2.5のおかげで帰ってからいまいちな体調になった。帰りにアイズ・バイシクルに寄ろうと思ったらお休み。