都市と楽しみ

都市計画と経済学を京都で考えています。楽しみは食べ歩き、テニス、庭園、絵画作成・鑑賞、オーディオと自転車

菓子博、賢島、松坂を探検

2017-05-14 04:34:30 | 都市計画

 膝とふくらはぎの痛みもなんのその。入場券(2,000円)を頂いたのもあり出かける。愚妻に何と言われても活動はやめない。(つらい下りはあればエレベーター)7時10分に近鉄京都で出発、大和八木で乗換え、片道430円のバス(高い!)で10時過ぎに着く。赤福のくじは紅白があたらずやめる。中は、メーカーの展示、職人のオブジェ創作が主で売り場はない。外はフード・コートという屋台、大手メーカーのイベント・コーナー(120分待ち)、売り場(90分待ち)で、やることがない。これは菓子業界の見本市だ。旧来の博覧会にあった「モノ」展示のため古臭さが否めない。早々に撤退する。

 近鉄の周遊チケットでもあり、まずは特急で賢島に。あまり人がいない。磯料理を駅前で、軽く一杯。やることがないため、またも特急(2階建てで風景が楽しめる)松坂まで移動。

 城下町の松坂は綿業が盛んで製品を東京に卸していた。三越百貨店(掛け値なし、対面販売、現金)の三井家発祥の地でライオンも近くにおいてある。長谷川家住宅を拝見する。三大豪商として小津家(松阪商人の館:有料)もある。( http://matsusaka-machiaruki.jp/category/%E9%95%B7%E8%B0%B7%E5%B7%9D%E9%82%B8/ )市の施設となりヴォランティアらしき解説も親切。南から、旧住宅、増築、大正住宅が並んでいる。霧よけ(伊勢に多い外囲いの一種か)が軒の下に斜めについている。大正住宅は板ガラスを使った縁側が特徴( http://www.agc.com/kingdom/manu_process/history/ )夏目漱石の「硝子戸の中」( https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%A1%9D%E5%AD%90%E6%88%B8%E3%81%AE%E4%B8%AD )も大正期だ。坪庭の意匠や織部燈籠、蹲、手水など独自のものと独自の配置が多い。数寄屋を見慣れていると違和感がある。なお、門、塀が荒れていて、銅板葺の屋根も補修が必要だ。

 庭も広く、中島があるが石は今ひとつ、東屋が荒れていた。

圧巻は5つの蔵で一部は黒漆喰( http://www.shimintimes.co.jp/yomi/isan/isan8.html )の蔵。鼠返しが入口に。扉は3層(外、内、網戸)、これは立派だ。

江戸の大店は大伝馬町1丁目(日銀の別館から東北東に昭和通りを越えたあたり)、丸三の紋は長谷川の川を横にあしらったデザインとのこと。当時の浮世絵に丸三の暖簾がある。方向を確かめると奥に富士山が見えるのは本当だ。

なんとも落ち着いた街並みで、城下町の落ち着きがある。本居宣長の鈴の音を愛でた歴史から、鈴やベルの名が街に多い。

面白いのは背割り排水( https://www.city.matsusaka.mie.jp/site/kanko/goushounomachi.html )が鋸状の街並み区画に残っている。

愚妻が街歩きに呆れるなか、夕食。今回は和田金でなく牛銀であっさりヘレを塩で食べて満足。和田金の醬油ダレより軽い。

もう一度、ゆっくり歩きたい街だ

コメント
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