朝の7時から描き始め、4時間。あまり描き込みすぎないであっさり目を狙う。愛宕山、鳥居形は京都ならではのモチーフで迎賓館にも同じ構図のタペストリーがあった。これに桂川の水と菜の花(辛子菜)を入れる。
愛宕山、鳥居形、段々堤防、菜の花、桂川の水をせっせと描き込むが、奥に行くに従って空気遠近法で霞みがかかっている。画角は狭く望遠に近い。まずは鉛筆で構図を取っていく。この段階が最も疲れる。斜めのペン先のステッドラーで大まかな輪郭をインキング、この後に0.1㎜で描き込むのは職人芸。水彩色鉛筆ののち透明水彩で仕上げるが、太陽が強いためすぐ乾く。そのうちに風が強くなり、やむなく終了。
ゆったり描いていると空にパラ・グライダーが2機上流に向かう。結構音がうるさい、ということは操縦しているとやかましいエンジンが背中にあるということだ。どこから飛んで、どこに着地なのか興味がある。
朝の横からの光で輪郭の深い愛宕山が立体的につかめる。手前の山はもこもこしている。4段になっている堤防の仕組みも面白い。(堤防高さは10mくらい、大体マンションの3層分)流れの外側には浸食防止に三角(4面体)のコンクリート・ポッドがおかれている。手間の砂洲には普段は歩いて渡れるが、水の多い時は川の分流になるようだ桂川がいかに暴れ川かよくわかる。
お絵かきには疲れなかったが、帰りは9号線経由でのろのろ走る、日焼けと足が疲れた。
アップしています http://www15.plala.or.jp/n7ohshima/drawing7.html
昨年は http://www15.plala.or.jp/n7ohshima/katuragawa%20Atagosan.jpg
鳥居形は http://www15.plala.or.jp/n7ohshima/toriigata%20setogawa_1.jpg