雨で20人と少ない。案内は祝詞風の柳原さん。ゆっくり歩き、それぞれの説明は短め。
飛石、延段、霰零しなどの濡れた様を取る。それにしても良い石が多い。青石は特に色が良いが、ムカデ山沿いの表面を荒らしたもの、高く据えたもの、外腰掛の手前の逆パースで段々石が大きくなる配置など色々気が付く。
露を帯びたもみじの赤い種とあおい葉にも風情がある。
松琴亭の船着き場には新しい船も舫ってあった。奥の市松模様も湿度が高いとよりくっきり見える。天橋立の付け根にアヤメが咲いている。松琴亭手前のキリシタン灯籠あたりにも1本。得した気分がするが、見ている人はいないのがさびしい。
笑意軒の奥にある浮き月の手水鉢の後ろから、橋の重なりを撮ってみると延段からより面白い風景になった。
また、月波楼の樋から流れ落ちる水も揺らぎがあり面白かった。この先の、御輿寄は紹介されず、皆中門に急いでいた為、ゆったり一人で写真を楽しめた。
人数は20人くらいが一番いいと思う