B級グルメとはあまりすきな定義ではないが、お手頃価格の洋食、中華など学生街の食堂みたいな「油(揚げ物など)」と「脂(肉の白身など)」をご飯大盛でぐいぐい食べていた。
ここに至り、嫌気がさしてきて行かなくなった。特に「脂」に潜む下味の「塩」が良くない。さらに揚げ物の厚い衣、疲れた油、油切りの悪さがカロリー、食感、お味で受け付けなくなった。あの、ハイライト食堂のジャンボチキンカツよりも、油のないとんかつおくだの生姜焼きになってしまった。さらに、家での銘柄豚のしゃぶしゃぶに落ち着きつつある。
さらに、牛丼などもダメで、濃い味、脂と油、塩とMSGは苦手だ。そのかわり、羅臼昆布と鰹節などに滋味を一層感じる。良い出汁で、新鮮な野菜をさっと煮るのがうまい。たんぱく質はもっぱら、豆腐とお揚げとなっている。
東海林さだお の名言 「青春は油だ!」というのがあるが、「還暦はさっぱりだ!」
天然素材のうまい味噌汁とご飯に大根おろしと目刺し、納豆などの定食を高めの値段で出すのも健康志向のシルバー層を狙えると思うが、いまだにない。
良い出汁は命だ