都市と楽しみ

都市計画と経済学を京都で考えています。楽しみは食べ歩き、テニス、庭園、絵画作成・鑑賞、オーディオと自転車

不相応な成り上がりが破滅をまねく:経済学のバブル崩壊と同じ

2024-10-04 02:26:24 | 世情

 どこやらの若き成り上がり知事(寄付裏金など事件性もある)や、今まで我が世の春であった有名な皇族、さらには使い込み(博打)や不倫による退陣のCEOも多い

 なぜかというと、株価と同じで上がるときは徐々に上がる(好感)、しかし問題が出ると徐々に成長が止まる、そして更なる問題の出現となり最高値から急激な下落に向かう

 今の株価の事例ならエヌビディア(NVDA)となる。もてはやされたが、いまや不安定だ。
人間関係は投資と違い人間同士の関係性と感情がある。落ちるものには誰も手を差し伸べない。

 人生の波に備えて、色々保険(貸し借りや人脈)を作っておくのが個人の方策だ。また、周辺に「慕われ」応援団を作るのは人生の居心地のよさと安心にもつながる良い関係性だ。時代小説の話にもよく出てくる我が国の特質だ。

 良い関係性を切るのは、「俺様」と「成り上がり」の持つ傲慢と関係性の喪失だ。自然に孤立し、敵を生む。そして、己のいら立ちは更なる、悪循環のサイクルを呼ぶ。

 限界を超えると反乱が起こる。だれも手を貸さない。そうして自滅するのは株価と似ている。どこぞの知事の不信任案などはこれに似ている(本人は不満なようだ、事態を把握できない証だ)

 谷は深い、堕ちた「俺様、成り上がり」はこれからの人生は「悪評判」からが出発点だ

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