河原町の裏寺にあったお店は閉店し、高辻西洞院西入ルで2年ぶりに再開とのこと。
ハンバーグ850円にする。まずはカップ・スープで懐かし系のポタージュたっぷり出てきておいしいが目先を変える胡椒がない。卓上にコンディメント(調味料:condiment)がなにもない。これは方針のようで聞きそびれた。
ハンバーグは2つに分かれ、ジュースが迸るタイプ、味は薄目。ドゥミグラス・ソースも粉の炒り方が浅めで茫洋としたお味。さらに肉のジュースが加わり一層薄いお味に。ウスター・ソースがあればと思った。
冷えた2つの大き目フライド・ポテトにケチャップ掛けが付くが、味が薄いためドゥミグラス・ソースをすくう役割なのかと思った。
サラダは胡麻ドレッシングで和えたレタスの細切りで、裏寺のサラダの店サンチョを思わせる。ぱりぱりのクリスプ・サラダではなくしっとり和え物系。
ご飯は茶碗で柔らか系。
近所のサラリーマンや移転再開を聞きつけた馴染みのシルバーが多い。
あっさり、味付け手間いらず、柔らかなどシルバー向け洋食。意外とスープとサラダでお腹が一杯になる。華のない優しいお味。
物足りない感じで、この近くの葵が洋食の華があるなと感じた。
移転前の2010年4月のしょうが焼きの感想は御参考まで:
辰五郎のしょうが焼き(裏寺町):塩っぱい、なんで
風邪気味なので用事のついでに四条河原町にしました。辰五郎はサラダと洋食の店で裏寺町にひっそりとある老舗。ランチでしょうが焼き1,000円を。ミニカーや車雑誌が置いてある。綺麗な厨房で期待が高まる。
カップのコーンスープはコクがあるが塩っぱい。しょうが焼きはかみ締めのあるタンのようなお肉で、しょうがというより塩と炒めた脂が効いている。さらにサラダもサウザンド・アイランドが掛かっているが、野菜を塩・胡椒で味付けしてあるようでこれまた塩っぱい。(風邪のせいかな)ご飯は普通。デザートは蜂蜜が掛かったヨーグルトで一息。
雰囲気もよく、居心地も良いのでもう一度、確かめてみよう。近くの百錬のステーキも美味しそうだ。