都市と楽しみ

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辰五郎(京都 西洞院):復活した洋食は優しいが華がない

2017-07-13 03:27:27 | 食べ歩き

 河原町の裏寺にあったお店は閉店し、高辻西洞院西入ルで2年ぶりに再開とのこと。

 ハンバーグ850円にする。まずはカップ・スープで懐かし系のポタージュたっぷり出てきておいしいが目先を変える胡椒がない。卓上にコンディメント(調味料:condiment)がなにもない。これは方針のようで聞きそびれた。

 ハンバーグは2つに分かれ、ジュースが迸るタイプ、味は薄目。ドゥミグラス・ソースも粉の炒り方が浅めで茫洋としたお味。さらに肉のジュースが加わり一層薄いお味に。ウスター・ソースがあればと思った。

 冷えた2つの大き目フライド・ポテトにケチャップ掛けが付くが、味が薄いためドゥミグラス・ソースをすくう役割なのかと思った。

サラダは胡麻ドレッシングで和えたレタスの細切りで、裏寺のサラダの店サンチョを思わせる。ぱりぱりのクリスプ・サラダではなくしっとり和え物系。

ご飯は茶碗で柔らか系。

 近所のサラリーマンや移転再開を聞きつけた馴染みのシルバーが多い。

 あっさり、味付け手間いらず、柔らかなどシルバー向け洋食。意外とスープとサラダでお腹が一杯になる。華のない優しいお味。

 物足りない感じで、この近くの葵が洋食の華があるなと感じた。

 移転前の2010年4月のしょうが焼きの感想は御参考まで:

辰五郎のしょうが焼き(裏寺町):塩っぱい、なんで

 風邪気味なので用事のついでに四条河原町にしました。辰五郎はサラダと洋食の店で裏寺町にひっそりとある老舗。ランチでしょうが焼き1,000円を。ミニカーや車雑誌が置いてある。綺麗な厨房で期待が高まる。

カップのコーンスープはコクがあるが塩っぱい。しょうが焼きはかみ締めのあるタンのようなお肉で、しょうがというより塩と炒めた脂が効いている。さらにサラダもサウザンド・アイランドが掛かっているが、野菜を塩・胡椒で味付けしてあるようでこれまた塩っぱい。(風邪のせいかな)ご飯は普通。デザートは蜂蜜が掛かったヨーグルトで一息。

雰囲気もよく、居心地も良いのでもう一度、確かめてみよう。近くの百錬のステーキも美味しそうだ。


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