みみずのしゃっくり

みみずのしゃっくりのように役に立たないことを不定期に書き込むブログ。
専属スターはいませんが、猫っぽい内容です。

ななみみず前身「みみざこ連」




仔ニャンコ・仔ワンコが新たなお家に迎えられるには、いつ頃が良いのでしょうか?
いわゆる「8週齢」問題については、こちらをご覧ください。六つ子の仔猫の動画もあります。

最新記事は、この下です↓
通常1日おきに更新の予定ですが、2日おき、あるいは3日おきになることもあるかも・・・(^v^;)

和独の新星

2010-08-21 | その他




文字を書く女の子・・・
これは8月19日付けNZZ(新チューリヒ新聞)記事のイメージ画像

タイトルは「グリム兄弟の精神に基づいて」


グリム童話集で名高いグリム兄弟は言語学者であり、膨大な「ドイツ語辞典」の編さん者として知られます。

Wikipedia:ヤーコプ・グリム
Wikipedia:ウィルヘルム・グリム

その精神に基づいて・・・大規模な和独大辞典の第1巻が出版されました

実際に出版されたのは既に昨年末のようですが、大規模な重要出版物の場合、それを紹介する記事が、数ヵ月後になるのは普通のことです。以下、記事の内容を紹介。

日本語の表記法は恐らく最も複雑なものである。中国伝来の漢字に加え、他に3種類の文字を使うからである(多分、片かな、平かなにアルファベットも加えたのでしょう)。
ヘーゲルは文字数の少ないアルファベットの優位性を強調したが、ライプニッツは中国の漢字を「優れた知的所産であり、ものごとを別の角度から分類し視覚化するもの」と高く評価している。
現代ドイツの言語哲学者ユルゲン・トラバントは漢字を「人間精神の大聖堂」と賞賛している。

従来の大規模な和独辞典は日本で出版され、日本人が使用するためのもので、外国人には極めて使いにくかった。
新しい辞典の特徴は、ドイツ語圏の日本語研究者・学習者が楽に使えて、更に日本人にも使えるようになっていることである。
日常用語に加え、コンピューター、科学技術、医学、数学、法学、音楽その他の専門用語も網羅し、用例も加えて、極めて体系的に編纂されている。今後、この辞典が「和英」化されることを期待する。
何故初めからインターネット上に公開しないのかという批判に対し、編纂者は「インターネットの辞書は全体的に連動して機能しなければならず、従って全3巻が完成してからの課題」と述べている。


アマゾンに掲載されています


 今日の蛇足

 縮むお月さま
やはりNZZで読んだのですが、最近月の直径が100メートルほど短くなったそうな。一瞬、そのうち消滅するのかとドキッとしましたが、ある程度縮んだら止まるということです。収縮の原因は、内部の冷却化だそうです。

 ベルギーの猫さん
ベルギー政府は2016年までに、ベルギー国内の約200万の猫さん全てに、去勢・避妊手術を行う計画だそうです。心配性の猫好きさんは「2026年頃にはベルギーには猫が1匹もいなくなるのでは」と嘆き、批判者によれば「実行不可能」。まだ、最終的に決定されたわけではないようです