西洋除夜の鐘 2010-12-31 | その他 教会の鐘はクリスマスのほか、大晦日にも鳴ります。 「年忘れの鐘」というよりは、12月31日24時つまり元旦0時に鳴り出す「年迎えの鐘」 これはプンメリンと呼ばれる鐘です(Wikipediaフリー画像) 教会の塔に吊るされている鐘としては世界第二の大きさ プンメリンは特別の機会にのみ鳴らされます。 例えば大晦日から元旦への「年迎えの鐘」 プンメリンは教会の北塔にあります 普段の鐘と比較してください これらは教会の南塔にあり、夫々名前がついています 初代プンメリンは1683年の第二次ウィーン攻囲のおり、退却するオスマントルコ軍が置き去りにした300の大砲のうち208の大砲を用いて1705年に鋳造されましたが、第二次大戦末期の1945年4月爆撃によって落下し砕けました。砕けた鐘に更に他の鐘や鋳鉄を加えて再度鋳造された「二代目」は1957年から今日まで現役です。 Wikipedia:Pummerin(英語) Wikipedia:シュテファン寺院 皆様、良い新年をお迎えください