初秋の短期間、「嵐」の季節があります。但し飲み物の名前です
今回も独語ウィキの写真です。
その1例(ドイツの場合)
後にあるのが「嵐」(シュトゥルム)で、ドイツでは
フェーダーヴァイサーと呼ばれます。
手前は、ドイツで定番セットになるタマネギパイ(
ツヴィーベルクーヘン)。
初秋は圧搾されたブドウ果汁が発酵し始める季節。
泡立っているので「嵐」と呼ばれるようです。密封したりすると爆発します
発酵中のため、瓶詰めなどで保存することはできず、季節感希薄な現代においては希少価値の「季節もの」。
グレープジュースを卒業し、まだワインになっていない「思春期」のブドウ果汁は、発酵中のため泡立ち、軽やかに甘く、とても飲み心地の良い液体です。
ところが、生まれたての若々しいアルコールが意外と強く、ジュースのようにガブガブ飲むと大抵飲みすぎて酔っ払います。
私も酔っ払ったので、もう長年飲んでいません。
しかし、本当の季節物なので、今の時期、あちこちで「シュトルムあります」の張り紙を見かけ、「ああ、今年も又この季節が来たな」と思います。
そして
ウィーンの森も次第に秋の装いとなります。
ウィーンの森の丘陵地帯に広がるブドウ園
英語ウィキのウィーンの森
独語ウィキのウィーンの森記事には写真が沢山あります
ツヴィーベルクーヘンで検索すると沢山レシピが紹介されています