1月27日、
ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト263才の誕生日です。
どんなに音楽に無関心でも、あるいは音楽が嫌いでも、学校で必ず習う作曲家なので、今さら書くまでもない人物ですが・・・
私の知り合いでモーツァルト以外聴かないという人がいます(そういえばバッハしか聴かないという人も・・・)
私も、モーツァルトもバッハも好きです。
モーツァルトの遺した言葉に「ちっとも気の利いたものが思い浮かばない」というのがあります。「無尽蔵に思いついているのに?!」と言いたくなりますが、天才作曲家の基準による厳しい自己観察なのかも知れません。
(もう何年も前に読んだ資料にあったもので、出典は示せませんが記憶は確かです。)
「
魔笛」の舞台
私は長いこと、この幻想的な舞台セットを、現代の
舞台美術家のものだとばかり思っていましたが、今回ネット検索して初めて(遅い!!!)、19世紀の建築家
カール・フリードリヒ・シンケルの作品と知りました。
夜の女王がアリアを歌う場面にぴったりだと思います。
モーツァルトは時々ドイツ人と間違えられてオーストリア人を嘆かせますが、当時の国家構成では、どちらの国の人でもないと言えるでしょう。モーツァルトの時代、ザルツブルクは大司教領だったので、強いて言えばザルツブルク人ということでしょうか。但し、これを徹底すると、歴史上の人物などの国籍表記が混乱するので、現在ある国の国籍にするのが無難なのでしょう。
1715年の
ザルツブルク大司教領(赤の部分)

今日の蛇足:無料の交通機関
既にご存知の方も多いかと思いますが、
ルクセンブルクで
公共交通機関が無料になります。無賃乗車のスリルが無くなりますね
世界中で実施したら自動車使用量が減って排気ガス減少にもつながるわけですが、富裕な小国だから可能なのか、それとも本当はどこでも可能なのか