愛らしい怪物を見ていたら、ウルトラスーパー究極の愛らしい怪物を思い出しました


それが、
ミヒャエル・エンデの冒険ファンタジー「
ジム・ボタン」に登場する半竜のネポムクです。
自分で下手なラクガキを試みる方法もあるのですが、時間もかかる上見苦しいラクガキになるとネポムクに申し訳ないので、絵本の表紙を拝借しました
ルーカスの機関車の上にジムと一緒に座っているのが半竜のネポムクです。
何故「半竜」かと言うと、お母さんがカバで、お父さんが竜だからです。ネポムクという竜らしくない名前も、動物園で人間と付き合いの多いお母さんが名付けたからです。
純血の竜は意地悪で残酷でなければいけないのですが、半竜のネポムクは親切で、ジムとルーカスを助けたため、竜たちから追われる身となります。
話せば長いことなので大幅に端折って、紆余曲折の大冒険の末、ネポムクは彼にぴったりの仕事をもらいます。しかも大好物の溶岩食べ放題
原作をそのまま訳せば、上巻「ジム・クノップフと機関士ルーカス」下巻「ジム・クノップフとワイルドな13」です。
クノップフは英語(ほとんど日本語)で「ボタン」なので、日本語訳はジム・ボタンとなっています。
英語ウィキの記事には上巻・下巻のあらすじのほか登場人物や物語の背景が詳しく紹介されています。
もちろん一番詳しいのは
ドイツ語ウィキです。
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10月15日付けNZZの台風19号記事です。
スイスの新聞に、これほど大きく報道された台風の被害について「まあまあ」と言った政治家がいたそうですが、こういう人にとっては地球が爆発でもしないと「甚大な災害」とはならないのでしょうかね