来年は
ベートーヴェン生誕250周年に当たるので、今から何かと宣伝しています。
生まれはボンですが、ウィーンで過ごした歳月のほうが長いのです。
ベートーヴェンはハイドンとモーツァルトに傾倒し、モーツァルトの弟子になりたかったのですが、モーツァルトが早世したため果たせず、短期間ハイドンの弟子となりました。
但し、ハイドンが温厚な人柄であるにもかかわらず、人間関係はあまりうまくいかなかったようです。ハイドンとモーツァルトは家族ぐるみの親しい間柄でしたが、モーツァルトは奇矯なところがあり、ベートーヴェンが弟子になったとしても、良い関係になったかどうかは疑問です。
ウィーンの
コンツェルトハウス斜め向かいベートーヴェン広場にある記念碑
この記念碑については
ドイツ語ウィキの記事しかありません。
上の記念碑近くに新たに設置されたベートーヴェン記念碑
生誕250周年に先立って2017年に設置された現代彫刻です。
設置された当時の記事(ドイツ語)
制作者:
彫刻家マルクス・リュペルツ(英語ウィキ)
ハイリゲンシュタット公園にある散歩するベートーヴェン
ベートーヴェンは、この辺りをよく散歩しました。
ホイリゲにも寄ったことでしょう。
この公園についても
ドイツ語ウィキの記事があるだけです。
父が子供の頃読んだか聞いたエピソードがあります。
ベートーヴェンが散歩していると、通りかかった家の中から「ベートーヴェンのピアノが聞きたい」という声が聞こえました。
そこでベートーヴェンは家に入り、ピアノを弾いてあげました。
まだ聴覚障害が無く既に名ピアニストとして活躍していた若い頃のベートーヴェンならあり得る話だと思います。