自然の中には色々な危険があります。
その危険には自然なものもあれば不自然なものもあります。現在パンデミックを引き起こしているSars-CoV-2は、人間にとって不自然なものと言えるでしょう。人間が自然界へ無遠慮・無頓着に深入りしたことで、野生動物の世界から人類社会に紛れ込んできたものだからです。でも、今や自然か不自然かはどうでも良く、一刻も早く「その他大勢ウィルス」の中に引っ込んでもらいたいですね。
昔から知られていて、自然の中に潜む「自然な危険」もあります。その代表的なひとつが
マダニでしょう。マダニが危険なのは脳炎をはじめ色々な病原体の媒介者だからです。
都市で暮らす限り危険はありません。市街地の公園は基本的に安全圏です。しかし郊外や農村部の草原や森林、山地に入る場合は要注意です。ウィーン市の公報サイトによると、マダニはオーストリアの全ての地方に生息するということです。
予防注射もありますが、マダニ媒介の感染症で予防注射の無いものもあり、最大の予防は「噛まれないこと」です。
マダニの生息数が多い地域には、警告の札も立てられます。
「草むらに入らないでください。ここは特にマダニが多く危険です」と書かれています。
これはリトアニアの森の前にたてられた警告札(リトアニア語は分かりません
)
Covid-19パンデミックの現状。
オーストリアでは6月末に毎日の新規感染数が100人以下となり、7月からロックダウンも緩和されました。
それで気が緩んだせいか、再び新規感染数が100を上回り、15日には306人となりました。旅行する人が増えてきたことも原因のようです。
私は14日に近くのホームドクターのところで、アストラゼネカの2度目の接種を受けました。
前回は4月末。
今回は1回目と違い、通路で待つこともなく、すぐに接種してもらえました