ふと何気なく「
吾輩は猫である」を思い出しました
中学か高校の頃読んだきりで、覚えているのは有名な書き出しと、苦沙弥先生の3人の娘「とん子、すん子、坊ば」と、吾輩氏が「大往生?」する終わりの部分、それに寒月、迷亭、「オチコチ」など奇妙奇天烈な名前の人々くらいで、他はすっかり忘れているのですが、今でも好きな作品です。
1906年に発行された英訳版表紙
訳者名の下に「Revised by K. Natsume」とあるので、漱石自身が改訂したのかも知れません(本名は夏目金之助)。
そういえばイタリアの友達も猫好きだなぁと思いつつアマゾンを見たら、
イタリア語版がありました。
「イオ・ソノ・ウン・ガット」
イタリア語で一般的にネコと言う場合はガット、区別する場合はガット♂とガッタ♀。
ここでは雄猫ですね
日本語の猫にも英語のCatにも♂♀の区別はありませんが、
ドイツ語版でも「Ich der Kater(イッヒ・デァ・カーター)」と雄猫になっています。
ついでに・・・スランス語版もスペイン語版も「雄猫」です。以下略
何とドイツ・アマゾンのKindle Shopに英語版がありました
下はその表紙
久しぶりに英語のKindle版を読んでみようかな・・・などと思っています。
日本語Kindle本を、ドイツ・アマゾンで買ったKindleで買えるのか(受信できるのか)どうか不明