毎年6月に開催される
レインボウパレード(独語はレーゲンボーゲンパラーデRegenbogenparade)が先週土曜日6月17日に実施され今年は23回目でした。
ウィーンのイベントに関する
英語Wiki
ブルク劇場前を行進する参加者
バイク・グループ
もちろんウクライナ支援もテーマ(「プーチンひっこめ」の札を掲げる女性)
パレード当日、先週土曜日のことです。近くのスーパーのレジで、私の前に派手な服装のあんちゃんがいました。花柄のショートパンツを2枚重ねにして、上半身は女性の陸上選手が良く着用する腹だしタンクトップ(黄色)。「なんじゃい、こいつは」と思ったのですが、タンクトップの背中に「Human Liberation is Total Liberation(人間解放は全面解放だ)」と書いてあるのを見て、「そういえば目下レインボー・イベント中で今日はパレードの日だな」と思い出しました。こういうイベントには当事者のほか支援者も参加しますが、支援者の方はあまり派手にはしないので(私の勝手な想像)これは「当事者」であろうと思いました。この人は怪我治療中らしく脚にサポーターを巻いて松葉杖を使っていたので、レジを通過したところで「お大事に(Gute Besserung)」と声を掛けたら、嬉しそうにニッコリ笑ってくれました。私も「全面的人間解放」には賛成です。
LGBTQの人たちは国によっては死刑や終身刑となるため、亡命を余儀なくされる場合があります。
ウィーンにはLGBTQの人たちのコミュニティで、亡命者も支援する
Queer Baseがあります。
犯罪というのは他人や動物に危害を加えることです。性的指向が大多数と違っても、それだけで誰かに危害を加えたことにはなりません。食べ物の好き嫌いや色彩の好みと同じで、個々人の個性の構成要素に過ぎません。それが何故、終身刑や死刑に値するのか不思議

「赤い色を好むものは死刑」なんてデタラメな法律はあり得ないのと同じですね。
「LGBTQは自然に反する」として否定する意見もあるようですが、そういう少数者=例外が現れるのも自然の一部です。
「みんな同性愛者になったら人類が滅びる」なんて心配も無用。
少数者=例外はマイノリティとして自然なのです