今年になってオーストリアで通報対象となったのはヒトスジシマカでした。
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最近になって更に通報対象が紹介されました。アジア産
オオスズメバチです
ミツバチを食べるオオスズメバチ
アジア産オオスズメバチは2004年に東南アジアから何かに紛れてフランスに「入国」したのが最初だそうです。
それが産卵可能な女王蜂だったためヨーロッパ諸国への拡大が始まりました(雄蜂や働き蜂の場合は増殖不可能)。
2015年にはフランス全域のほか、ポルトガル、スペイン、ドイツへ広がり、2016年にはイギリスへ到達。
2017年にはスイスで女王蜂が確認されました。
これがアジア産オオスズメバチの女王蜂だそうです。
最近になってハンガリーで目撃情報が増えているため、オーストリアでも関係機関が養蜂業者に警戒態勢を呼びかけるとともに、目撃情報を求めています。素人には判別が難しいので、ハチの写真と目撃地点情報を送るように、ということです。
ヨーロッパ在来のオオスズメバチ同様、アジア産オオスズメバチも、危険を感じない限り人間を襲うことはないそうです。
外来種というのは全世界的に問題になっているのですね