ちょっと出歩いたら早速ひろいものをしました。
もっと良いものだったらいいのに、風邪を拾ってきました
それで、この猫さんを見習って寝子します
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今日の怖い蛇足
21日付けNZZ(新チューリヒ新聞)に載っていた記事
オーストラリアで猫撲滅作戦が実施されているそうです。この可愛そうな猫さんたちは、昔、イギリス人入植者がウサギ撲滅のため導入した猫さんたちが野生化したものです。厳密な記録はないのですが、入植者が放したウサギが増えすぎて困り、猫さんたちが放されたのです。
ところが、オーストラリアは他の大陸から隔絶しているため、オーストラリアにしか生息しない動物たちが沢山いて、その多くは猫さんの食料になる小型動物です。既に多数のオーストラリア独特の小型動物種が絶滅しています。
入植者がウサギさんを放したり、猫さんを放したりしていた時代には、まだ生態系とか環境保護とか持続可能性といった考え方はなく、人間は目先の損得だけを考えたのです。
しかし、今になってオーストラリアにしか生息しない特別な小動物の皆さんも大切な存在であることが明らかになったのです。
全ては人間のせいなのに、結局、猫さんたちが撲滅対象になるなんて…
私は友達から感染したらしく、別の友達が今風邪とかで
インフルエンザではないチンピラ風邪がはやってるようです
もう大体治ってますが、世界中どこでも油断できませんね。
害虫益虫、害鳥益鳥の区分も人間の都合だし
人間の勝手で何の罪もない動物の皆さんが追い回されたり
鯨さんの場合、何しろ図体が大きく大喰らいだから
食料の条件で、自然に個体数が調整されると思います。
そうでなければ、人間による大量虐殺以前に
地球上の海洋に鯨さんが溢れてしまったはずで・・・
それに「美味しいから食べる」と言えないので
「科学研究用」と称して捕鯨するというのも、ヘンだなあ
欧米諸国が鯨油のために鯨さんを大量虐殺していた時代
油以外捨てて肉を食べなかったってのも解せません
野生動物の保護には色々難しい問題が・・・
オーストラリアのようなダダ広い国で
人間の勝手で増えすぎた猫さんを
何らかの方法で救済するというのは
技術的にも難しく手間がかかるけど
結局は予算の問題で無理なのでしょう
日本でも、孔雀が観光のためにたくさん連れてこられたのが、鹿児島あたりに増えて、駆除の対象に
なってるという話を前にみて辛かったです。
孔雀飼いたいけど、無理だし. . .
引き取れないし. . . つらい。
クジラだって、種類によっては増えてて生態系を
狂わせているという説も聞くのですが、
自分自身が計測してるわけじゃないので、
数のこととかは人が調べたのを読むだけ。
だからほんとのところは不明ですが、
もしも種類によっては本当に増えてるならば、
何でもかんでもひとくくりはどうなのかとも思うし、
また、勝手に連れてきた猫を駆除するっていうのも
ひどい話だと思います。
避妊去勢して、一代でっていうの、莫大な数だと
大変だろうけど、やらないよりはそっちをやってほしい. . . 捕獲とかするとしたら、手術できると思うし。
逆にその小さな生き物をまず保護して、
(数が少ないから)猫が入り込めないできるだけ広い地域でとりあえず暮らしてもらって、というのも無理なんでしょうか. . .
イギリスがオーストラリアの領有を宣言して入植が始まったのは18世紀末からで、18世紀、19世紀、やっと20世紀後半になるまで、目先のことしか考えなかったのですね。
当時は世界中そうですから、オーストリアだけが馬鹿だったわけではありません。
で、今になってみれば、オーストリアには、この国にしか存在しない特殊な動物たち(多分植物も)を保護する使命があるわけで・・・
小さな大陸と言っても広い国ですから、野生化した猫さんの殆どを「強制収容所」に集めるというのも難しいと思います。
とすると、珍獣優先になるわけで、何の罪もない、ただ普通に暮らしているだけの猫さんたちが気の毒です
鯨は保護したがるのに。
風邪、お大事にですよ。