犬の人があったので、猫の人にも登場してもらいます。
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多くの猫好きさんがご存知と思いますが、イスラム教の開祖であるムハンマドさんは猫好きで、猫さんに関する本では、よく歴史上の猫好き人物として紹介されています。
ムハンマドさんは当時の合理主義者であり「猫は清潔だが犬は汚い」と言っています。猫さんは単独の待ち伏せ猟で食事を確保しますから、自分の臭いを消すため、セッセと毛繕いをします。今の家猫さんは「上げ膳据え膳」で暮らしているので、臭いを消す必要は無いわけですが、その習慣がDNAに刻み込まれているのでしょう。他方、集団で追いかけ猟をする犬さんは、現代のように犬用シャンプーその他色々な身繕い用製品が登場する以前、かなり臭かったのではないかと思います。
これと似たような意味から、イスラム教では豚肉を食べることが禁止されています。当時の衛生レベルでは豚肉は、他の肉類より寄生虫その他の感染の危険が高かったからだと思います。
だから、現代ではイスラム教徒も豚肉を食べて大丈夫だと思うのですが、伝統派は開祖の教えに従っているのでしょう。しかし、どの宗教でも信者の態度には厳格派からリベラル派まで大きな幅があるので、酒を飲んだり豚肉を食べたりするイスラム教徒も存在することでしょう。
ネットの猫サイトで見つけたイラストです(自分で描くのをサボりました)
ムハンマドさんがどんなに猫好きだったかを示すエピソードとして良く紹介される話です。
イスラム教徒は1日に5回お祈りをすることになっています。その刻限になるとムアッジンが「お祈りの時刻ですよ」と呼びかけます。
それで、ムハンマドさんがお祈りに行こうとしたところ、愛猫のムエザが上着の袖の上で寝ていたため、ムエザを起こさないよう袖を切り取って、片袖のない上着でお祈りに行ったということです。
しかし、時間割による団体行動のように思われるイスラム教ですが、色々特例があり、忙しい人などは、その人のスケジュールでお祈りすれば良いことになっています。
犬も好き、鳥も好き、生き物みんな好きと
ムハンマドさんがおっしゃっていてくだされば
よかったのにと思うけど、猫好きと
おっしゃっただけでもよかったのかも。
犬の場合は汗腺が体にあるからにおいは
どうしても出てしまいますよね。
猫は汗腺が(ごく一部の特殊な品種以外)
ないですからにおいはもともとしにくいかも...
しかしにんげんも汗腺はあるし、犬が
汚れるのはひととおなじ理屈ではあると思うのだけど...昔のかただから、そんなのより
「くさい!」っていうのでよほどなにか
あったのでしょうか。最後にいた犬は
長毛だったから洗ってもにおいとかしたし、
あともつれて大変だったなあ。いまなら
もっときれいにしてあげられたのかもと
思い出します。
当時としては先進的な考えの持ち主だったと思いますが、歴史的限界があるのに、当時の通りにしようとすると現代には合わないところが色々でてきます。
犬さん猫さんの身体の構造や機能も、それぞれの狩猟法に合致しているのですね。
人類の伴侶として犬さん猫さんが存在するのは嬉しいことですね。
直接お付き合いのない方々も、絶滅することなく繁栄してほしいです