WWFはWorld wildlife Fund世界自然保護基金というのは良く知られています。
FFFはFridays for Future未来のための金曜日で、環境保護のため金曜日にストやデモをしようというイニシャチブで今や世界的に広がっています。
9月27日の金曜日にも全世界的に集会やデモがありました。
いつも見ている新聞HPでは、デモの始まりから同時中継方式で刻々と現場の状況を報道していました。
そのHP記事の最初の写真
今回の写真ではないでしょうが、環境保護デモ(あるいは集会)のものであることは明らかです。
この女性は、お腹の子供が男の子であることを知っているのでしょう:Change for his future
ウィーンでの集会:3万人が集まりました
オーストリアではウィーンのほかグラーツで8000人、ブレゲンツ4000人、インスブルック1万6000人、クラーゲンフルト800人が参加したということです。ニーダーエステライヒ州やブルゲンラント州の人たちは多分ウィーンに出かけたのでしょう。
ローマでは20万人がデモ
イタリア全土では100万人が参加したということです。
とにかく全世界170ヵ国でFFFのデモと集会がありました。不思議なことに日本の新聞HPでは私の見た限り全く報道されていないようです
9月27日の世界的イベントについては報道されていないものの、ちょっと古いですが未来のための金曜日という記事がありました。
英語ウィキのFFF記事
英語ウィキ記事の始めに全世界での参加状況を示す地図があります。緑が濃いほど活動が活発であることを示しています。
最も緑の濃いのが北米と西ヨーロッパであるのは当然と言えるかもしれません。特に濃いのはドイツとイタリアです。
それ以外ではオーストラリアとニュージーランドも緑が濃いですね。
ドイツ語ウィキのFFF記事には記事の最後に2019年3月における世界各国の動向が報告されています。
この記事によると中国では学校生徒のストやデモは禁止されているそうで、特別行政区である香港でのみ1000人が集まったそうです。
日本では東京で100人とされています。
ふと思い出したのが、昔受講したウィーン大学夏期講座の募集要項。
参加資格は唯一「16才以上」だけでした。
つまり義務教育終了後の人たちは自己責任で判断・行動できる大人と見なされているのです。
FFFをスタートしたグレタ・トゥーンベリは現在16才ですね。
地球温暖化、異常気象、野生動植物の減少・絶滅などは、もう修復不能かも知れません。
それでもFFFの活動が発展し持続していくのは大切だと思います。
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