恐怖が消えればで紹介したテディ・コレクの言葉は、イスラエル・パレスチナ平和共存への唯一の道筋を示しています。
これを良く理解している人たちも、イスラエルにもパレスチナにも存在します。それなのに戦争が続くのは、双方に相手を絶対許さない過激派がいるからです。
写真は先週テルアビブで行われた集会です。
この集会のスローガンは「ハマースに拉致された人質の解放」「即時停戦」「軍事力は解決の手段にはならない」という3点です。
パレスチナを非難するような言葉はありません。イスラエルでもパレスチナでも一般の人々は平和共存を望んでいると思います。
しかし困ったことに、イスラエル人がパレスチナを支援するのも、パレスチナ人がイスラエルを支援することも命がけです。夫々の過激派から裏切者と呼ばれ、場合によっては殺害される恐れがあります。
その典型的な例が、アラブ人の国家元首として初めてイスラエルを訪問し、後に国内過激派に銃殺されたエジプトのサダト大統領と、アラファトと握手しアラブとの友好路線を打ち出したためユダヤ人過激派に銃殺されたイスラエルのラビン首相です。
ウクライナにもイスラエルとパレスチナにも一刻も早く「正しい平和」が訪れますように
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