クレムスのスーパーマーケットが臨時閉鎖されました。
大きな蜘蛛が目撃されたからです。
まだ発見・捕獲(あるいは駆除)されていないので確定できませんが、非常に危険な蜘蛛である可能性が高いため臨時閉鎖となりました。
候補となっている蜘蛛
このクモはドイツ語圏で「バナナ蜘蛛」などと呼ばれる網を張らない狩猟蜘蛛で、日本語名はクロドクシボグモです。
もともと南米のクモですが、世界的に商品の流通する現代では、積み荷に紛れ込んで大陸間をも移動し、行きついた国のスーパーにまで到達するのも可能です。
今は血清があるそうですが、非常に毒性の強いクモなので、安全が確認・確保されるまでは閉鎖が正しいのでしょう。
最近はベルリンで脱走ライオン放浪騒ぎがありましたが、毛などの「遺留品」を分析したところ草食動物と判定されました。あるいはイノシシだったかも知れません。しかしベルリンでは、その後も一定の警戒態勢を維持しているということでした。
Sars-Cov-2のように目に見えないものばかりか、小型の危険動物も全く意図せず大旅行をしてしまう現代。
しかしライオンのような目立つ大型動物は、誰かが合法あるいは非合法にペットとして飼っていて、意図的あるいは不注意から逃がしてしまう以外の可能性は殆ど考えられませんね。
高度に発達した哺乳類や鳥類、あるいはイカやタコに至るまで、一度ペットしたからには責任をもって生涯大切にするのが当然です
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