ジャッカルと言えばイヌ科の野生動物で、都会とは無縁・・・だったのは過去の話。
な、なんと、ウィーンで野生のキンイロジャッカルが確認されたのです

キンイロジャッカルさん(ウィーンで発見された個体ではありません)

ジャッカルはアフリカとか、どこか遠くの大自然を徘徊する野生動物と思っていましたが、もともとバルカン半島南部にも生息していたのですね。
そして地球温暖化に伴い北上、今やノルウェーでも目撃報告があるそうです。
ウィーン市北部で発見されたのは、交通事故の犠牲となった若いオスでした

ジャッカルの棲息地域を示す地図

ジャッカルさんは、キツネとオオカミの中間の大きさで、キツネよりはオオカミやイヌに、より近縁だそうです。
従って、オオカミあるいはイヌとの「ハーフ」も可能で、その子供たちも生まれます。
つまり、より自然な交配ですね(キツネとのハーフはできないそうです)。
ライガーやレオポンは子孫を残せません。
つまりDNA情報が変化し過ぎているということでしょうか。
多くの生物が地球温暖化に伴って北上しつつあります。
熱帯だけに生息したはずのネッタイシマカも北上しています。
ここら辺では、まだ一度も見たことのないゴキブリとかシロアリまで北上してくるのではないかと心配です

北上してくるよそ者によって生息地を奪われる、あるいは追われる在来種も増え、温暖化によって生息地がなくなる場合もあるでしょう。
ホッキョクグマは典型的な温暖化に伴う絶滅危惧種ですね

これ以上、絶滅種が増えませんように

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