「三角形のころろ」です。
目鼻は書けず、輪郭だけです。
可愛らしい形なのですが、後ろが三角形です。
台の流木を切った時、一部鮮やかな黄色の年輪が現れました。
今は茶色になっていますが、流木に穴を開けたとき、とてもいい香りがする木もあります。
一皮むけば普通の材木です。
石の欠けた所に大仏様をイメージする模様が現れていたので赤色で螺髪を書きました。
台の流木は三宅島で拾ってきたものですが紫檀だと思います。
ノコギリで切るのは大変でした。
熱帯、亜熱帯で生える木ということなので遠い所から流れついた流木です。
それが余木崎の石と組合わされました。
大胆にも大仏様をイメージして黄色で絵付けをしてしまいました。
赤いしずくのころろとよく似た形だったからです。
台の流木の切り口には黒い不思議な模様が浮き上がっています。
年輪を確認する事は出来ません。
ポトリと落ちるしずくの形です。
流木と組合わせてしまいましたが、石だけのときフワッと握ると手の中に気持ちよく収まる石でした。
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