2003年15回野外教室より、和弓の「的」を使った作品を最後の日に今まで採集して遊んだ植物に加え、「的」の作品に使いたい植物を加えて作ります。
よもぎさんは「的」の作品作りは3回目で赤松酒の香りが気に入り赤松をメインに作品を作り続けています。
2005年の第1回クラフト展には赤松酒を使った和菓子の新作「赤松風」を出品してくれました。(家業が和菓子店)
赤松に加え右端には特大ペットボトルで使った大きなハンゴンソウが止められ、左側には実が数個付いた立派なウバユリが止められています。
その下にはガマズミの赤い実、そしてツルを曲げて挿しています。
ミヤコザサをメインに決め、やっぱりそうめん瓜は使いたく、重いのをどうして止めようかと思っていたら、朝の散歩で野辺山の野菜畑の道を歩いている時荷作り用のゴムを拾い無事作品に組み込めました。
そうめん瓜の周りは白いゴマナとピンク系のハギ、アザミ、ヒヨドリバナです。斜めや上方に大量に挿されてているのはアブラガヤです。
こんなに大量に採集出来たのは初めてです。
昨年まで山荘が建っていて撤去された後に生えていました。
竹早山荘が建つ学校寮区は13年前野外教室を始めた時は朝の散歩に歩く道に沿って様々な学校の山荘が建ち並んでいたのにここ数年の間来るたびに更地になり、私達が採集する場は増えたものの、寂しい思いになります。
「的」の作品が終わると今まで使った植物を持ち帰るもの、山荘に生けていただくもの、土に返すものと整理して竹早山荘での作業は終わりです。
(写真はクリックすると大きくなります)