シュロの葉を縄編みしナンキンハゼの実を3本合わせて紙で巻いたものをくっ付けてベースにし、ユサンの実、鈴、マツポックリ、稲穂、ガマの穂、キンエノコロをくっ付け和紙でバランスをとりました。
私なりの正月飾りは「花の店 野草」を開店した年より作り続けています。
縄編みは父より教わりました。
子供のころ正月前になると母が料理を作り父が縄を編んで正月飾りを作りいろんな所へ飾るのです。
父は家族の幸せを祈り心をこめて作り飾りました。
始めはワラで編みわっかにしていたのですが、何時のころからかシュロで編み形を工夫してベースにしています。
わっかにした飾りも作りますが、毎回買ってくださるお客様の目は厳しく去年と同じものは作れません。
同じ素材でもじっと向かい合っていると去年とは違ったデザインが浮かびあがって来るととても嬉しい瞬間を味わえます。
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