私が金生町より上京した翌年から始まった”第32回四国中央市紙祭りが8月1日2日と開かれた。
ちょうど大阪の友達が遊びに来ていたので紙のまち資料館での手漉き体験に2人で参加した。
会場には紙の原料を水に溶かしていれる”ふね”の実物が飾られていた。
ほんの小さいころの夏、ふねに水だけ入れてもらい水遊びをした記憶もある。
その頃はただただ楽しく遊んですごし、まわりもそうさせてくれていた。
壁には大小の紙を漉く”けた”もかざられていた。
大阪の友達は尾藤二州の10の教えを書きたいと短冊をメインに漉いていた。
朝一番の9時に参加したので受講者は私達だけでいろんな形の紙を漉けた。
乾燥台には今風のローラーと一緒にシュロ皮で作られた紙付けボウキもあった。
このホウキで乾燥機に貼り付けるとホウキの跡が線として残る 。
手漉き和紙と機械漉き和紙との違いはこのホウキの線があるかないかできまる。
もちろんシュロボウキで乾燥機に貼り付けた。
懐かしい道具類を見れたのもうれしかった。
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