箸置きは塩田跡での作業の後作っておいた。
妹のきんかんは花盛りのトベラが印象深かったようでそれにハマヒルガオのツルをあわせていた。
私はエノキの皮を剥いだのと皮を合わせた。
本当は素材を持ち帰り宿で風呂上りに作るのが恒例だがその日は猪口港より伯方島大三島大橋の向こうに沈む夕日を見に行くことにしたからだ。
お風呂を入っていったので薄暗くなっていたがきんかんは景色に感激していた。
釣り人が一人。
話しかけるとイカを釣っているそうだ。
地元の人風ではない。
福山から仕事で来て仕事を終えてイカ釣りをして帰と言っていた。
イカを釣ったのを見たいといったらここなら釣れると立ち入り禁止の札がかかっている桟橋を下りていった。
もちろん私達もついていったがなかなか釣れない。
夕食の時間もあるので帰ることにした。
福山の人が釣っていた場所に新しく地元の人が釣っていた。
夕食後にのんびり釣りに来たようだ。
私達はあわただしく作品作りをしてばたばたとやってきたがなんとなく島モードになって宿に帰った。
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