愛媛県立美術館主催の紙粘土を使って理想の家を作る講習は10:30分より16:30分なので今開かれている企画展である”白洲正子 神と仏、自然の祈り”展を見る計画で7:30分出発。
日曜日で大勢の入場者だった。
出展物は彼女の目を通して集められた地獄絵や極楽絵、美しい仏様やほっこりと素朴な仏様、すっきりした円空の木っ端仏やラインの美しい黒焦げの仏様、山岳宗教の役の行者の像が数点見られたのははうれしかった。
もちろん能面もあった。
美術館へ行くと企画展もいいが常設展を見るのも楽しみだ。
大勢の人の中で見る企画展とは違い人のいない中でゆっくりと見られる。
今回はあこがれていた平福平八郎の絵を思わず数点見ることができた。
画集でしか見たことがないが心が新鮮になるような絵でいつか見たいと思っていた。
企画展の反対方向での常設展へ行こうとしていたら係りの人に”どちらへ行くのですかと”呼び止められたと妹のきんかんが言っていた。
講習を受ける前後2回行ったが2回とも私たちだけだった。
静かに見られるのはありがたいがもったいない気がする。
紙粘土っでつくる理想の家の講習会会場からはお堀の土手が見える。
鳥が運んできたのか風が運んできたのか思い思いに生えた木々がやさしげだ。
お昼は梅の花をめでながら手作り弁当を熱い甘酒やお茶とともにいただいた。
帰ったのは19:45分。
きんかんは20:00ごろだろう。
息つくひまもなく楽しんだ。
きんかんは家族には”勉強に行く”といってきたらしい。
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