初参加のicicocoさんとは去年の8月に参加した現地に滞在しての作品作りであるわに祭が縁で出品していただいた。
写真の絵は細いボールペンの線描きだ。
絵の下には夕暮れ時の並木の写真が貼られている。
その写真を彼女のフィルターを通して表現すると線描きの絵になるそうだ。
いくつかの作品でひとつの作品にもなっている。
下に置かれている作品だが石などの素材は土器川河川敷で採集された。
素材に貼られているパラフィン紙にもボールペンで線描きされている。
作品には彼女のメセージがつけれれていた。
「すがた」 icicoco
私たち人間は進歩しない。同じ間違いを繰り返す。
目に見えるものが全てであると同時に、本当の姿は何も見えていない。
写真はある一瞬の像を写しこみますが、それはいろいろなものを含みます。
三次元のものが二次元に変換されるとき、そこには普段見えないものが見えるかもしれません。
人はそれぞれ何かを信じて生きていますが、私自身が信じるもの、信じたいものを作りました。
写真は、好きな映画の写真です。上に絵が描いてある写真は私が現実に見た景色です。
今、この国は大きな転機を迎えています。私たちを取り巻く環境が大きく変化しようとしています。
私とは誰でしょうか?本当は私というものは存在しないのに、世界はどこまでも私。
今回の地震で亡くなられた方々へのご冥福をお祈り致します。
日常のある一瞬の風景の写真ですがそこから影を写し採っています。
絵はすべて写真の上から重ねて書いたものです。
これらは私にとって自分というフィルターを通して書いた自分の写真のようなものです。
今日は以前神保町の出版社の仕事をしていたライターの女性が表に貼ってあるポスターを見て来てくれた。
私も神保町では初めて花の店”野草(イエツァオ)を開き、野草(イエツァオ)展も11回は神保町で開いた懐かしい場所だ。
話が弾んだ。
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