イメージするのは無人島漂流だが”コースターなど”を作るには機能的なことも考えなければならない。
熱いものが入った器を置くので布を2重以上にしたい。
2枚の布の周りを縫いひっくり返して作ればほつれる心配もなく簡単にできるが面白みがない。
今回、布は切りっぱなしで使いほつれないようにするための工夫で面白みを出そうと考えた。
布の感触も考えるがやっぱし色合わせは大事だ。
思いがけず嵐にあい神仏に祈りながらただ助かることだけを考え帆船の帆を切り重い錨をすて命からがら絶海の孤島にたどり着く。
助かったが生きるには厳しすぎる現実がある。
先ず食べものをさがすには海か山へ行くしかない。
伊豆の鳥島は周りが絶壁の火山島だがアホウドリが渡ってくる。
海岸はないが磯では貝や魚や海藻はとれただろう。
住むのは洞窟。
寒くなるとアホウドリの羽を身に着ける。
生きて鳥島に上陸したもののすぐ絶壁より身を投げた人もいた。
死んだ方が楽だと考える人もいるだろう。
縦横14センチ、15センチ。